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ロバート・フィリップスの映画ファンのコメント

チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976/米)が好きな人ファンを表示する

恐怖分子(1989/台湾=香港)************

★5重苦しい曇天。重くしめった空気。はじめから終わりまでそれを肌で感じつづけられる(行ったことないけど)。ストーリーと言うより、「出来事」そのもの。 (エピキュリアン)[投票]
★2ブレッソンやゴダール(電話のベル他)の小綺麗な縮小再生産。構図やアクションの才はほぼゼロ、俳優は二流、三角関係の物語は阿呆らしい。主演の医者がきたろう激似で唯一記憶に残る。 (寒山拾得)[投票]
★5「悲情城市」を抑えて’80年代台湾映画ベスト1に選ばれたそうです。誰が選んだのか判りませんが、この2作が選ばれたのは正しい。キネ旬に見習ってもらいたいものです。それにしても台湾映画界は凄まじいですね。 (岡田和雄)[投票(2)]
★5圧倒的な力を持った傑作だ。画面の強度が飛び抜けている。例えばモーテルで女が男を刺すシーンの画面外からの唐突な運動の衝撃。同じような演出で言えばオフィスで男が女に詰め寄るシーンもそう。それでいて小道具の使い方の周到さも心憎い。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★4傑作。全くこの銃声には心臓が飛び上がる。純粋に行動しか描かれていないが故に登場人物が次に何をするか全く予測できず、ひいては画面がどうなるかを固唾を呑んで見守るしかなくなるのだ。そしてその末にたどり着くクライマックスの衝撃。本来複雑怪奇な筈の世界の様相を一面的にではなく、多面的に捉えるための一つの解答。エドワード・ヤンはこの方法論を遺作に到る5本の中で研ぎ澄ましていくが、あまりに少なすぎる数だ。 (赤い戦車)[投票(1)]