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南光明の映画ファンのコメント

雪之丞変化(総集篇)(1935/日) 浪人街(第1話〜第3話)(1928/日) 残菊物語(1939/日) 路上の霊魂(1921/日) 怪塔傳(1951/日)が好きな人ファンを表示する

簪(1941/日)************

★4暇人のダラダラは時局に鑑みれば挑発的であるが、出来としては『按摩と女』から随分な後退。河原でのラジオ体操や寺の石段のショットなど秀逸だが、如何せん淡泊。冒頭の脱落している田中絹代の科白が重要だったのかも知れない。 (寒山拾得)[投票]
★5本作も山道でロングショット、歩く人々を後退移動で撮ったカットから始まる。山間の宿屋とその周辺を舞台にしている、という点で『按摩と女』の姉妹編のような作品だ。按摩も登場し、こゝでも、目明き同等か、目明き以上に物事に対応できる、ということを描いたシーンが挿入される。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★4田中絹代と笠智衆のツーショットが見られて幸せ。清水監督は初見だが、笑いのセンスかなり有りとみた。間がいいのだ。 (AKINDO)[投票]
★4笠智衆の情緒的イリュージョンが持つ破裂強度に驚いてはいけない。 [review] (田原木)[投票(2)]
★5川を渡るシーンのスリル。女が男を背負う演出の奇抜さ。移動撮影の巧みさ。手紙や日記の使い方のうまさ。登場人物の去り方の鮮やかさ。どこを切り取っても監督の個性が横溢する。繊細さと大胆さが軽やかに同居している画面に誰しも目が釘付けになるだろう。 (ジェリー)[投票(2)]