アンヌ・クラフツ・タラナフスキーの映画ファンのコメント
月曜日に乾杯!(2001/仏=伊)が好きな人 | ファンを表示する |
吸血鬼(1932/独=仏) |
不気味な影や棺の中からの視点、透ける体など魔術的な魅力を放つ。 (ドド) | [投票] | |
ドライヤーの娯楽作。しかし、それに徹底できない。根が真面目なんだろう。意外や平凡な吸血鬼になっている。しかし、すべて書物に戻るあたり、やはり映画作家である。トーンは、カフカ的でさえある。 (セント) | [投票] | |
影を使った演出が素晴らしい。オーソン・ウェルズよりずっと早くこれをやっていたんだから凄い。シュールな映像イメージは今観ても全く古びていないし、終盤の舟のシーンは溝口健二ばりの幻想的な美しさで痺れる。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] | |
絶妙のタイミングで挿入される種種の幻想的イメージは確かに素晴らしいんだが、金を出して主演の座を射止めたジュリアン・ウェスト(=ニコラ・ドゥ・グンツブルグ卿)の変化に乏しい仏頂面は、ドライヤー映画の劇性を台無しにしていると思う。<独語版> (町田) | [投票] |