★5 | どんなに悪環境で痛めつけられても傷んでいない梶芽衣子の真っ直ぐな髪の毛に、「バカなバカな・・・」と深層心理では感じていても何も違和感を感じないのは、作品のインパクトが時の経過によってでは傷まないことを表現しているからであろう。映画でしか表現できない天賦のキューティクルに、ヴィダルサスーンの嫉妬の怨み節が聞こえてきそうである。 (ジャイアント白田) | [投票(3)] |
★3 | 途中でなんども、この映画は鈴木清順へのオマージュなのでは?と思った。過去を説明する舞台装置、真下から捉えたレイプ、怒りの赤、突然の歌舞伎メイクなどなど。しかし、そのすべてが、つねに梶芽衣子の絶対に服従しない目に収斂してゆくとき、それは独特の世界になっちゃうのね。特異点に成りうる女優を得た幸福な映画。 (エピキュリアン) | [投票(2)] |
★4 | おっさんの囚人ものを若い女因にしただけで十分革命的 [review] (torinoshield) | [投票(2)] |
★4 | チープで安い作りなんだけど魅力的な主役がおり、アクションや友情など娯楽要素を一通りさらいつつ、エロなサービスシーンも無駄にあり、更に外連味もたっぷりで政治的な意味合いも微妙に匂わせておき、なおかつ90分以内に収まってるというB級映画のお手本みたいな傑作。 (赤い戦車) | [投票(2)] |