★3 | 飛躍的進化を遂げた猿CGではあるが、ワンダーなSFとしての内実は退行した。猿仮面を剥ぎ取れば芸の無い見飽きた覇権闘争の旧態イズムしか残らない。決定的にキャラの駒が足りない。望むべきはGSでの「ザ・ウェイト」のオフビート感。生真面目に過ぎた。 (けにろん) | [投票] |
★4 | うーん、見ていてこの息苦しいまどろっこしさはなんだ。猿対猿、猿と人間との戦いに見立て(猿への描写が秀逸)、人類の悲劇の深淵を見る思いがする。人間は果たしてこのちっぽけな地球に共存がどこまで可能なのか、それは政治・宗教・人種を包含し彷徨う。
(セント) | [投票] |
★4 | 多分、旧シリーズの『征服』の終盤と、『最後の猿の惑星』をベースにしながら、かなり激しくアレンジされた映画なのかな?。「最後」よりも、「創世記」よりも、ずいぶん面白い映画となった。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★4 | 「星を継ぐもの」としての覚悟を決め重圧を背負うシーザーは、人類史にも例を見ぬ英雄である。描かれるのが局地戦であっても、映画は神話の荘厳を失わない。現象ではなく「意味」が胸を撃つ、旧シリーズに恥じぬ出来映えだ。 (ペンクロフ) | [投票(1)] |
★4 | 猿が馬に乗って自動小銃を両手に持って突撃という図は絶大なインパクトがある。 (パピヨン) | [投票] |