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マーゴット・ロビーの映画ファンのコメント

アステロイド・シティ(2023/米) バビロン(2022/米) ドリームランド(2019/米) ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米) ピーターラビット(2018/米) ふたりの女王 メアリーとエリザベス(2018/英) プロミシング・ヤング・ウーマン(2020/英=米) バービー(2023/米) ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結(2021/米) ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013/米) アバウト・タイム 〜愛おしい時間について〜(2013/英) ピーターラビット2 バーナバスの誘惑(2021/米) グッバイ・クリストファー・ロビン(2017/英) ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 Birds of Prey(2020/米) Saltburn(2023/米=英) フォーカス(2015/米) スキャンダル(2019/米) ターザン:REBORN(2016/米) アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米) スーサイド・スクワッド(2016/米) アムステルダム(2022/米)が好きな人ファンを表示する

けにろんのコメント************

★4アステロイド・シティ(2023/米)入れ子構造の内側だけ良いのは『フレンチ・ディスパッチ』に輪をかける。パステルカラーと特異な空間処理に凝固された美学の裏に時代の剣呑が背中合わせに張り付いて腐りかけの芳香を放ち、停滞する空気と時間の中で時に本物のエロと稚戯なギャグが炸裂する。[投票(1)]
★4ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019/米)豊穣なぐだ語りに充ちた切なるパラレルワールドだが、ロマンティシズムは概ねブラピに仮託される。陽光下の屋根上での一服が醸す知足の刻に差し込む不穏と顕現する廃牧場での顛末。その消炭めく風情の下の狂気。知らんぷりでデイカプーも本分を全う。[投票(6)]
★2プロミシング・ヤング・ウーマン(2020/英=米)友人の被虐に人生棒に振って帳尻をつけようとする。そのつけ方も須く寸止めであって何やっとんのやの誹りは免れない。思い込み過多のイタい女の自己満足をそのように描くのならそれはそれでいいのだが作り手が自己同一化する様はフェミニズムの成れの果てだ。[投票]
★5バービー(2023/米)制度に強いられ気付かぬ生き辛さを女性固有のものとしてでなく汎社会的なものとして提示してきたガーウィグの侠気こそ良し。で尚且つヲタネタ・下ネタ塗してガーリーであることも鮮やかに躍動させる。マーゴベストロール。ゴスリングもアホ十全。[投票(3)]
★4ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結(2021/米)ジャンル映画として高度な達成だとは思うが、掴みでマックスまで跳ね上がったテンションはそれを超えることなく緩やかに下降し続ける。緩急の匙加減の無さもあるが刹那感の決定的不足も要因か。ファザコン&マザコンな出自も映画を湿らせるし食傷でもある。[投票(1)]
★5ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013/米)金儲けの手段は皆知ってるがやらないのであって、やる奴らを描いて剛速球をド真ん中に投げ込んだ。リテールから引き受けに至る錬金メカニズムを十全の胡散臭さで描き切りドラッグとSEXで虚実の境界を混濁させる。高所からではなく中に浸って描いてみせた。[投票(4)]
★3スキャンダル(2019/米)3枚看板が揃ったものの互いに連関せぬロクに何もないエピソードが連ねられるだけで皮相的にミートゥーの底浅を露呈する。全ての確執ベクトルは対CEO一方向に限定され、そのリアル表出は執務室でのもっと脚見せろにとどまる。これでは起爆力が余りに不足。[投票(2)]
★4アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017/米)正道タイプならスポ根的成長譚が、逸脱路線ならタブロイド的事象のカリカチュアが足りなく軸足定まらぬ描き込み不足感が付き纏う。それをケレンとハッタリを効かせた快楽描法で押しまくり欠落を糊塗し演技も「らしい」部分だけで構成。だがそれも又仕方ない。[投票(3)]
★3アムステルダム(2022/米)戦地欧州で形成された男2人女1人の連帯・恋愛にロマンティシズムが希薄で、帰米後の巨大謀略への巻き込まれも突っ込み不足で生半可。どちらかに重心を向けるべきだった。マーゴに儚さ・デ・ニーロにハッタリが欠如しベイルだけ悪目立ちしてる。[投票]