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ミシェル・ミシュレの映画ファンのコメント

小間使の日記(1946/米) 誘拐魔(1947/米) 大いなる神秘 第1部 王城の掟(1958/独=仏=伊) 誘拐魔(1947/米) 大いなる神秘 第2部 情炎の砂漠(1958/独=仏=伊) M(1951/米) シャーリー・テンプルの夢みるお年頃(1942/米) 罠(1939/仏)が好きな人ファンを表示する

自由への闘い(1943/米)************

★5あゝ素晴らしい!圧倒的な大傑作だ。ヨーロッパのある国。銅像。一次大戦の記念碑。続いて市街地の縦構図が繋がれ、ドイツ軍が画面奥に現れる。トラックや戦車が奥から手前に来る。このカットで、本作全体の品質が分かる、というべき見事なカットだ。 [review] (ゑぎ)[投票(3)]
★4抗ナチスのレジスタンス映画としては、敵側の論理にも深く踏み込んでおり、善対悪の単純な図式にとどまらない多面的な描き方がなされている。それぞれの立場と言い分、そこから浮かび上がってくる人間の強さと弱さ。 [review] (太陽と戦慄)[投票(4)]
★4易きに流れるゆるやかな諦観は「妥協」という言い訳となって人の心を浸食する。ドイツ軍に侵攻されたフランスのアイデンティティ危機を、無自覚な母の庇護のもとで無自覚に日々をやり過ごす中年教師の覚醒に仮託して自己回復をうながすルノワールの大衆啓蒙の巧み。 (ぽんしゅう)[投票]