★5 | 偉大な映画。全てのアクション映画はこれに学んでほしい。驚愕の暴力描写。それにしてもラッセル・メティの撮影は凄い。ウェルズ+トーランド(『市民ケーン』)、ウェルズ+コルテス(『偉大なるアンバーソン家の人々』)等々ウェルズは撮影監督の創意を最大限に引き出した監督だと思う。映画は撮影こそが決定的に重要である。
(ゑぎ) | [投票(2)] |
★4 | 舞台のいかがわしさ、ダークな画面、腹黒い人々。こんなに黒さが支配している映画も珍しい。それこそスクリーンを切り裂くと、コールタールのような黒光りしたものが、ドロっとしたたりそうな風情。 (くたー) | [投票(2)] |
★5 | 冒頭の長まわしは映画史上最も有名。1度観るべし。ウェルズの悪役ぶりは「凄い!」のひとことに尽きる。 (丹下左膳) | [投票] |
★4 | 冒頭はじめ長廻しが効果的に機能したとも思えないが、それでも仰角で捉えられたウェルズの巨躯が画面を制圧し一貫したフォルムが維持される。メキシカンヘストンの佇まいやチョイ役ディートリッヒのオーラ。ギリ圏内で均衡するコラボレーション。 (けにろん) | [投票] |
★4 | ウェルズの演技に脱帽。モノクロの光と影や構図の美しさは『上海から来た女』や『第三の男』に劣るがウェルズ作品の中でも良作の部類だと思う。シナリオが少しフラストレーションを感じさせる作りなので何度も見たいとはあまり思わない。 (CGETz) | [投票] |