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エノケンの頑張り戦術 (1939/)

[Comedy]
製作氷室徹平
監督中川信夫
脚本小国英雄
原作小国英雄
撮影伊藤武夫
美術吉松英海
音楽栗原重一
出演榎本健一 / 宏川光子 / 如月寛多 / 渋谷正代 / 柳田貞一
あらすじ稲田(榎本健一)と三田(如月寛多)は隣同士に住み、勤める会社も一緒。しかしこの二人は、顔をあわせるとすぐに喧嘩になってしまう水と油のような関係である。通勤時でも会社でも、お互いに相手より先んじようとし、口を開けば「トマト」と「トメト」のどちらが正確な発音かという問題で侃々諤々。やがてこの二人のいがみ合いは、それぞれの細君(宏川光子渋谷正代)をも巻き込んで、家族旅行先の温泉地でのドタバタバトルへと発展するのであった。[74分/モノクロ/スタンダード] (Yasu)[投票]
Comments
全5 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5真理は一瞬だけふたりに降り注ぐのだが、しかしふたりはこれに耐えられず、誤魔化してみすみす取り逃がしてしまう。喜劇だから語れる人生の不条理。 [review] (寒山拾得)[投票]
★5たぶん現代ではちょっと公にしにくい、いわゆる不謹慎ギャグが最高に素晴らしい。山本嘉次郎との初期のコンビ作と比べるとやや勢いに欠けるところもあるが、場内が爆笑の渦になった瞬間のあの至福感は、きっとずっと忘れない。 [review] (tredair)[投票]
★4実にくだらん原因で始まった喧嘩が家族も巻き込む一騒動に。よくここまでシチュエーションコメディを発展させたものだ。普通の人は「tomato」の読み方でここまで熱くはならんですよ…。[江戸東京博物館] (Yasu)[投票]
★4小国英雄による小国英雄らしい脚本が非常にスンバラしく、伊藤武夫&中川信夫のフォトジェニックな画面も生唾もの、戦後作品では見られなくなるエノケンの活発性も拝めるという、和製ドタバタコメディの在り難い傑作。 (町田)[投票]
★3いきなりシンメトリーな家から登場する榎本健一如月寛多が、これから始まる“意地”のつばぜり合いを予見させ可笑しい。通勤レース、散財合戦、ニセ按摩、愛人騒動、浮き袋男、誘拐犯との攻防、車窓の疾走など状況設定は多彩で楽しいがギャグは総じて幼稚。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
Ratings
5点2人**
4点4人****
3点1人*
2点0人
1点0人
7人平均 ★4.1(* = 1)

[この映画が好きな人]

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