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乳房よ永遠なれ (1955/日)
[Drama]
製作 | 児井英男 / 坂上静翁 |
監督 | 田中絹代 |
脚本 | 田中澄江 |
原作 | 若月彰 / 中城ふみ子 |
撮影 | 藤岡粂信 |
美術 | 中村公彦 |
音楽 | 斎藤高順 |
出演 | 月丘夢路 / 葉山良二 / 織本順吉 / 川崎弘子 / 大坂志郎 / 安部徹 / 森雅之 / 杉葉子 / 田中絹代 / 飯田蝶子 / 左卜全 |
あらすじ | 札幌。意にそわない結婚をした安西ふみ子(月丘夢路)は、夫(織本順吉)の暴言に耐えながら二人の子供を育てていた。唯一の気晴らしは我が身の不遇を短歌にして新聞社の山上(安部徹)が主催する歌会で発表すること。会には幼馴染みのきぬ子(杉葉子)と、かつてふみ子が思いを寄せていたその夫(森雅之)も参加していた。そんななか、ふみ子の歌が新人賞に入選し中央歌壇で注目を集めるが不幸にも乳癌を発症してしまう。そんな彼女の安否を探るために東京の新聞社の若い記者・大月(葉山良二)が訪ねてくる。新聞社の若月彰が夭折の歌人中城ふみ子を取材し書いた「乳房よ永遠なれ」の映画化。田中絹代監督第二作。(110分) (ぽんしゅう) | [投票] |
矢張り、田中絹代の映像感覚は面白い。のみならず、今見ても古びない驚きがある。例えば、分かりやすく驚かされる場面としては、月丘夢路が、森雅之と杉葉子(夫婦)の家から、近くのバス停まで歩く、移動撮影のシーケンスショット(画面奥に川が見えている)だとか。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
ミゾグチの延長で吉田喜重を先取りする瞬間が何度もあり、斎藤高順の密やかな音楽がメロドラマを真摯に捉えてとてもいい。話は極端で私には理解不能、女性は頷くのだろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
監督としての田中絹代は難病ものの常套である「涙」を極力排除した硬質な画作りと語り口で、死期を迎えた女(月丘夢路)の満たされなかった恋情の未練を抒情に訴えることなく、夭折の女流歌人の“秘めた気性”の叫びとして怨念の域にまで昇華させてしまう。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
可も不可もない作り。田中絹代が脇役に徹している…と途中まで思っていたら、ワンショットだけアップが出てきた。アレ? [東京ウィメンズプラザ (東京国際女性映画祭2001)] (Yasu) | [投票] |
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