ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
ある精肉店のはなし (2013/日)
製作総指揮 | 大槻貴宏 |
製作 | 本橋成一 |
監督 | 纐纈あや |
撮影 | 大久保千津奈 |
音楽 | 佐久間順平 |
あらすじ | 大阪の貝塚市にある北出精肉店。自前の牛舎で育てた牛を、自分たちの手で屠畜して販売する今では珍しい肉屋だ。長男夫婦と長女、次男の4人の見事な手さばきで牛は解体され、肉塊はさらに店で寸分の無駄もなく食肉へと姿を変えていく。忙しい時期には、肉屋に興味のあるらしい長女の中学生の孫もかりだされる。そんな一家を98歳の老母は、食卓に座って黙って見守っている。彼らは子供ころから父を手伝い仕事を覚えた。部落差別のため学校にも通えなかった父は読み書きができなかった。家の歴史は差別との闘いの日々でもあったのだ。そして2012年、102年続いた公営の屠畜場が閉鎖され、北出家も次の時代に向け新たな一歩を踏み出すことになる。(108分) (ぽんしゅう) | [投票] |
牛捌きの詳述を見るのは生まれて初めてだったが、人として知っておくのが当然だったという感想。そういえば牛の輪切りの件のある『木靴の樹』と本作は似たテイストがある。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
「瞬間」を捉える嗅覚に並外れて優れた撮影・録音スタッフや、カット間・シーン間・シークェンス間いずれの構成力にも長けた天才的な編集者でも擁するのでない限り、ドキュメンタリ映画が成功を収める鍵は「題材」ではなく「人物」が握っている。被写体たる人物の魅力が映画の面白さに直結する、はずだ。 [review] (3819695) | [投票(2)] | |
脳天へ一撃くらい、命ある存在から他者の命を育むべき食物へと牛が転生するさまは、神々しい陶酔感に包まれる。「生から死、そして新しい生」を導き出す儀式に没頭する者たち。彼らは神の畏怖を代理して、さらには人の業を代行して肉塊と格闘していようにみえた。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
Ratings
0人 | ||
5人 | ||
0人 | ||
0人 | ||
0人 | ||
計 | 5人 | 平均 | (* = 1)
POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] | ある何か (犬) | [投票(4)] |
Links
検索「ある精肉店のはなし」 | [Google|Yahoo!(J)|goo] |