박열
Anarchist from the Colony
朴烈 植民地からのアナキスト
あらすじ | 日韓併合下、大正期の東京。朝鮮人アナキスト青年の朴烈(イ・ジェフン)の書いた詩に感動した金子文子(チェ・ヒソ)は、なかば強引に同居契約を結んで朴と暮し始めた。キュートだが強い意志で何ごとにも動じない文子と、不屈の闘志を持ちながも明るく悲壮感のない朴。ふたりはは互いに強い思いで結ばれていた。そんなとき関東大震災が発生。治安維持のために内務大臣・水野錬太郎(キム・インウ)がでっち上げた朝鮮人暴動の扇動の嫌疑で二人は逮捕される。ところが、裁判にむけて予備尋問を担当した立松判事(キム・ジュンハン)は奔放な二人の獄中闘争に翻弄されてしまう。実在の無政府主義者カップルを描く歴史ドラマ。(129分) (ぽんしゅう) | [投票] |
★4 | チェ・ヒソの熱演が印象的でした。ただ、あくまでも韓国映画であり、ちょこちょこ違和感を感じる面も正直あったので、日本でもこの事件を映画化してくれないかなと思います(いろいろ難しいかと思いますが)。 [review] (TM(H19.1加入)) | [投票] |
★4 | シリアスに嵌め込まれたベタな韓流コメディがアナキストの矜持を語り、チェ・ヒソの女は愛敬が出色なのだが、取調室と内閣閣議室を往復するだけのキャメラなど平凡。いい映画とは云いかねる。しかし内容はとびきり刺戟的。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 日本否定につながるような言説がありながら「反日」やら「嫌韓」といった粗雑な感情が起きないのは、国家ではなく、まず個人ありきの姿勢が貫かれているからだろう。国民感情などという思考狭窄をさらりとかわし万国共通の抵抗者の矜持を示す、しなやかな映画。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] |
5点 | 0人 | |
4点 | 4人 | **** |
3点 | 0人 | |
2点 | 0人 | |
1点 | 1人 | * |
計 | 5人 | 平均 ★3.4(* = 1) |
[この映画が好きな人]