ジャン・リュック.. | チャップリン | 小津安二郎 | ヒッチコック | ジャッキー・チェ.. |
夏時間 (2019/韓国)
Moving On
[Drama]
製作 | ユン・ダンビ / キム・ジヒョン |
監督 | ユン・ダンビ |
脚本 | ユン・ダンビ |
撮影 | キム・ジヒョン |
出演 | チェ・ジョンウン / ヤン・フンジュ / パク・スンジュン / パク・ヒョニョン |
あらすじ | 10代の少女オクジュ(チェ・ジョンウン)は、父(ヤン・フンジュ)と小学生の弟ドンジュ(パク・スンジュン)と祖父の家で過ごすことになった。母と別居し、事業にも失敗して怪しげな行商をする父に悲壮感はなく呑気にすらみえる。緑に覆われた菜園のある広めの庭。居間に大きなステレオセット。風通しのよい二階の窓際にはミシン。そんな、古いがしっかりとした木造の家で、ひとりで暮らすお祖父ちゃん(キム・サンドン)は無口だが優しい笑顔をみせる。さらに、突然訪ねて来た叔母(パク・ヒョニョン)も同居し始めた。少女の心の揺れを繊細に描いて釜山国際映画祭で4冠を獲得したユン・ダンビ監督の長編デビュー作。(105分) (ぽんしゅう) | [投票] |
子供から大人の居場所へ移る入口で、少女は自分でも理由の分からないイラダチにさらされている。この言葉に出来ない感情の居心地の悪さは、十代の頃を思い出してみれば誰にでも覚えがあるはずだ。そんな心の揺れが「物語」ではなく「空気と時間」によって語られる。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
刹那な時間と空間の中で子どもと大人の2つの世界は各々の事情に追われて混わることがないという生なリアリズム。それでも時の流れの中で人が逝き世界は変わっていく。同性嫌悪と母への思慕の狭間で少女は耐えきれず涙するが夏時間が押し流していくだろう。 (けにろん) | [投票] | |
全体、素直な撮影だ。フォーカスや被写界深度やスローモーション活用等で凝ったりしない、自然な画面。自然な面白さ。そういった点で、惹句で引き合いに出されている『はちどり』よりも、ずっと好きだ(別に比べることはないのだが)。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
空気感こそが命。 [review] (ぱーこ) | [投票(1)] | |
ほとんど知らない俳優陣によって演じられるある夏のできごと。ある家族の日常はどこにでもあるかのような親近感さえ覚えるが、ひとつひとつが濃密な陰影を帯びていることに気づく。そう、退屈で明日を予見できないこの現実こそがドラマなのだ。 (セント) | [投票] |
Ratings
2人 | ||
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計 | 7人 | 平均 | (* = 1)
POV
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