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浜の朝日の嘘つきどもと (2021/日)
[Drama]
製作 | 河田卓司 / 村松克也 / 堀義貴 / 鈴木竜馬 / 藤本款 / 渡辺勝也 |
監督 | タナダユキ |
脚本 | タナダユキ |
撮影 | 増田優治 |
美術 | 井上心平 |
音楽 | 加藤久貴 |
出演 | 高畑充希 / 大久保佳代子 / 柳家喬太郎 / 甲本雅裕 / 佐野弘樹 / 神尾佑 / 竹原ピストル / 光石研 / 吉行和子 |
あらすじ | 福島県南相馬にある、100年の歴史をもつ映画館・朝日座。その前で館主の森田柳家喬太郎はがっくりと力を落としていた。どうにも立ち行かなくなり、借金も返せなくなりついにここを売り、解体されることが決まったのだ。ところがその時、一人の若い女性高畑充希があらわれて、高校の時の恩師大久保佳代子の遺言に従って、この映画館を建てなおすためにやってきたと語り始めた。そして強引に朝日座に入り込んだ彼女は、クラウドファンディングをはじめ、町の人々にも訴えかけて、朝日座の存続に向けて奮闘するのだが…(114分) [more] (シーチキン) | [投票] |
とり立てて言うほどもない物語ではあるし、大久保佳代子なんかはあまりにも出来過ぎなところはあるのだけれども、心をうつものがあるのも確かだ。 [review] (シーチキン) | [投票] | |
大久保佳代子の存在感の魅力なんてあたりがあまりに勝るためか、それ以上の魅力を誇るべき映画館騒動の顛末があまりに嘘くさく見えてしかたがない。コロナやシネコンと戦って勝つ個人映画館の凱歌にセンチメンタリズム以上の説得力を与えないでどうするのか。現地人役柳家喬太郎の江戸の化けの皮が簡単に剥がれるようなお粗末さは作品にも著しい。 (水那岐) | [投票(1)] | |
行く道・拠り所をなくした自分に行き場を指南してくれた恩師の為と言うほどには当該映画館との関係が希薄で無理筋。土台好事家の溜り場と本気の地域振興が均衡する訳なく生煮えの映画愛とか語るに落ちる。タナダも本気ではなく心地良い語りに徹している。 (けにろん) | [投票(1)] | |
駅か?スーツケースを転がしてくる足。高畑充希の登場は、足から始まる映画の系譜だ。唐突に『東への道』の流氷のシーン。あるいは、町中を乗馬で行く甲本雅裕。映画館の前で、フィルムを燃やすオジサンは柳家喬太郎。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
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