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遠い一本の道 (1977/日)
製作 | 左幸子 |
監督 | 左幸子 |
脚本 | 宮本研 |
撮影 | 瀬川順一 |
美術 | 育野重一 |
音楽 | 三木稔 |
出演 | 左幸子 / 井川比佐志 / 市毛良枝 / 長塚京三 / 殿山泰司 |
あらすじ | 昭和50年、北海道。勤続30年の功労賞を受けることになった国鉄の保線区員・市蔵(井川比佐志)の妻・里子(左幸子)は、久しぶりにめかし込んで上機嫌だった。その夜、同じく国鉄に勤める息子の徹(磯村建治)や同僚夫婦によって設けられたささやかな祝いの席に、札幌で銀行に勤める娘の由紀(市毛良枝)が男友達(長塚京三)を連れて現れた・・・・。「マル生」と呼ばれた国鉄合理化運動のもと急速に押し寄せる機械化の中で、働くことの意味を問い続ける国鉄労働者と、その家族たちの戦後30年を描く、女優左幸子の長編初監督作。左プロと国鉄労働組合による共同製作。(110分/カラー/ビスタビジョン) (ぽんしゅう) | [投票] |
国労がもうアカンと白旗上げた映画ではないか。革命党と民衆の矛盾を多く描いたと云われる宮本研らしいホンなのだろう、労働者の技術の終焉と労組の行き詰まりを具体的に描いて史的価値がある。前衛的な手法も全てツボにハマった傑作。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
これは一筋縄ではいかない図太い映画だ。私には、こういういびつな、畸形的な構造を持つ映画もとても魅力的に感じられる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
労働組合による映画でありながら、独りよがりな押し付けや、紋切り型の教条に陥らないところは左幸子監督の見識だろう。「人が働くことの意味」を真っ直ぐに見据える誠実さを感じる。瀬川順一の撮影と浦岡敬一の編集による丹念な画作りの功績も大。 (ぽんしゅう) | [投票] |
Ratings
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POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] | むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
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