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2ペンスの希望 (1951/伊)
Due soldi di speranzaTwo Pennyworth of Hope
製作 | レナート・カステラーニ |
監督 | レナート・カステラーニ |
脚本 | レナート・カステラーニ / エットーレ・マリア・マルガドンナ |
原案 | エットーレ・マリア・マルガドンナ |
撮影 | アルトゥーロ・ガッレア |
音楽 | アレッサンドロ・チコニーニ |
出演 | マリーア・フィオーレ / ヴィンチェンツォ・ムゾリーノ |
あらすじ | 第二次大戦後まもないイタリア・ナポリ近郊の村。兵役から無事帰ってきた若者アントニオ(ビンチェンツォ・ムゾリーノ)に家族達は大喜び。さっそく働き口を探すアントニオだが折からの不景気で村には仕事がない。日雇いで稼いだ日当も強欲な母親に巻き上げられ、せっかくありついた定職も彼に想いを寄せる村の花火会社の娘カルメラ(マリーア・フィオーレ)の余計なちょっかいで程なくクビに。しかたなくナポリへ出稼ぎに行くアントニオだったが…。ネオレアリスモ思想を背景に、貧しくとも力強く生きる市井の人々の姿を描いた秀作ドラマ。(本篇95分:1952年カンヌ国際映画祭グランプリ受賞作品) (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票] |
描かれている状況は、現代風に解釈してみるとかなり悲惨だと思うのだが…どーしてこーも楽天的にポジティブに行けるのだろうか。羨ましいが見習う点も多い。美人なのにトラブルメーカーのヒロインと、彼女に振り回されつつも飄々としている主人公が魅力的だ。 (ガブリエルアン・カットグラ) | [投票(1)] | |
美人に追い回されるという男の願望充足と不景気下でも一生懸命頑張っていればいずれ道は開けるというイタリアンな楽天主義が程良いテンポで描かれる。働けど働けど楽にならない時代の妬みや拗ねや諦めとは無縁な前向きさを描いて今こそ顧みられてもいい作品。 (けにろん) | [投票] | |
男女の恋愛感情/貞操観念のバランスに見る、近代の中の前近代、の中の近代、といった作りの作品だが、人間性の素朴な力強さを描くのに、こんな騒々しくしなきゃいかんか。イタリアだなー、まったく。 (G31) | [投票] |
Ratings
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計 | 5人 | 平均 | (* = 1)
POV
カンヌ国際映画祭最高賞(パルムドール)受賞リスト (ハイズ) | [投票(24)] | キネマ旬報増刊 映画史上ベスト200シリーズ掲載作品一覧 (寒山拾得) | [投票(10)] |
世界の国の“地下室”からコンニチワ(ATG映画:洋画編) (リーダー) | [投票(7)] |
Links
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