★2 | ラフマニノフ ある愛の調べ(2007/露=ルクセンブルク) | ロシアの作曲家、セルゲイ・ラフマニノフ・(エフゲニー・ツィガノフ)はグラズノフの放漫な指揮のせいで交響曲第1番を酷評される。精神的な打撃を受け、長い間作曲ができなくなったセルゲイだったが、アンナ・(ヴィクトリア・イサコヴァ)や教え子のマリアンナ・(ミリアム・セホン)との恋や、従妹で妻のナターシャ・(ヴィクトリア・トルストガノヴァ)の献身的な支え、精神科医、ニコライ・ダーリ博士・(イゴール・チェネヴィチ)の暗示療法を経て、やがて世紀の名作となるピアノ協奏曲第2番を誕生させる。[カラー・スコープ/96分]
| [投票] |
★2 | Sad Movie サッド・ムービー(2005/韓国) | 手話通訳のスジョン・(イム・スジョン)にプロポーズを切り出せない消防士のジヌ・(チョン・ウソン)、
画家のサンギュ・(イ・ギウ)に片想いの聴覚障害者スウン・(シン・ミナ)、
スーパーのレジのスッキョン・(ソン・テヨン)から別れを切り出されたフリーターのハソク・(チャ・テヒョン)、
仕事が忙しく息子フィチャン・(ヨ・ジング)に寂しい思いをさせているジュヨン・(ヨム・ジョンア)。
それぞれの終焉する愛を描いた群像劇[カラー・スコープ/109分]
| [投票] |
★2 | 狼の紋章(1973/日) | ある晩、博徳学園高校の英語教師、青鹿晶子・(安芸晶子)は
歩道橋でチンピラに絡まれた青年が腹を刺されるのを目撃して気を失うが、
数日後、晶子のクラスにその青年、犬神明・(志垣太郎)が転校生としてやってくる。犬神の腹に傷跡らしきものが何もないことに晶子は驚く。
犬神は実は満月が近づくと狼になり不死の力を発揮する秘密を持っていた。そして同じクラスには暴力団・東明会会長の息子、羽黒獰・(松田優作)がおり、二人の壮絶な死闘が始まる。
松田優作のデビュー作で、原作は平井和正のウルフガイ・シリーズ[東宝/カラー・スコープ/84分]
| [投票] |
★2 | 共犯者(1958/日) | 福岡の家具デパート・丸堀屋の社長、内堀彦介・(根上淳)は吉沢雅恵・(叶順子)との結婚披露宴の席で憂鬱そうな顔をしていた。彦介は数年前、食器の行商をしていた頃に出会った漆器行商の町田武治・(高松英郎)と共謀して地方銀行を強盗した過去があり、その金を元手にここまでのし上がったのだが、町田がもし自分の出世を知ったら過去のことで脅迫してくるに違いないのだ。彦介は新聞に求人広告を載せて竹岡良一・(船越英二)という男に町田の調査をさせていたが、逐一送られる調査報告書に怯えていた。松本清張の同名原作[大映/モノクロ・スコープ/97分]
| [投票] |
★2 | フリージア(2006/日) | 犯罪被害者が加害者に復讐することを法的に認めた"敵討ち法"に基づいた初任務を鮮やかに終えた叶ヒロシ・(玉山鉄二)は、"カツミ敵討ち執行代理人事務所"のヒグチ・(つぐみ)から新たな任務を依頼される。ターゲットはヒロシが15年前に少年兵だった頃の上官の岩崎トシオ・(西島秀俊)であり、二人は"フェンリル計画"で瞬間凍結爆弾の爆破実験に関わっていた。[カラー・スコープ/105分]
| [投票] |
★2 | トラックス(1997/カナダ) | ロズウェル事件から17年後の
エリア51に近い田舎町ルナーで、町中のトラックが無人にも関わらず暴走を始め人々をパニックに陥れる。『地獄のデビル・トラック』のリメイク。
[カラー・ヴィスタ/96分]
| [投票] |
★2 | 1303号室(2007/米) | ブルーパレス平岡の1303号室は海が見渡せるプールつき高級マンションにも関わらず、家賃が異常に安いのだが、過去にそのマンションで一人暮らしを始めた女性はいずれも自殺をしていた。妹の沙弥香(深田あき)をやはり自殺で亡くした姉の真利子・(中越典子)はその謎に迫ろうとする。ロサンゼルスの「モンテクリストファンド」が全額を出資しているので洋画扱いとなっている。[カラー・ヴィスタ/94分]
| [投票] |
★2 | 銀座三四郎(1950/日) | 柔道六段の町医者、荒井熊介・(藤田進)は、
学生時代に「鳥銀」の銀平・(河村黎吉)の片目を潰したことがあり、それ以来、喧嘩はご法度であった。銀平は娘の絹江・(山根寿子)を熊介の嫁にと考えているが、なかなか言い出せないでいる。そんなある日、熊介は、かつて結婚を約束した立花マリエ・(風見章子)と再会するが、マリエが暴力団の親分の情婦にされていることを知り、銀平との約束を破ることを決心する。[新東宝/モノクロ・スタンダード/82分]
| [投票] |
★2 | 結婚案内ミステリー(1985/日) | 寺沢紘子・(渡辺典子)はある零細結婚相談所でバイトをしているが、
ある日、関根コンツェルンの関根恭子・(長山藍子)から息子、昌和・(渡辺謙)とお見合いして欲しいと頼まれたので
別荘に行ってみると、実は昌和の婚約者がアメリカで入院中なので身代わりに披露宴に出てくれという。
100万の報酬に目がくらんで引き受けてしまうが、ワナに嵌められていることに気がつかない紘子であった。[カラー・ヴィスタ/91分]
| [投票] |
★2 | 死にぞこないの青(2007/日) | 小学六年生のマサオ・(須賀健太)は新任教師の羽田・(城田優)による理不尽な扇動によりクラス中から苛めのターゲットとなってしまうが、その頃からマサオにだけ顔中傷だらけで青い肌をした不気味な少女、アオ・(谷村美月)の姿が見えるようになる。アオはマサオに復讐するよう囁くのであった。[カラー・ヴィスタ/95分]
| [投票] |
★2 | 奇巌城の冒険(1966/日) | 僧侶、円済・(中丸忠雄)は仏舎利を求めてシルクロードを旅する途中、奴隷として売られそうになる大角・(三船敏郎)を救うが、砂漠で倒れた円済もまた大角に救われる。二人はゴルジャカ・(佐藤允)をリーダーとする山賊に襲われ崖に逃げ込むが、偶然そこは寺であり、仏舎利をあっさり見つけてしまう。やがて二人は王・(三橋達也)に囚われるが、どうしても仏舎利を大角の弟・(黒沢年男)に届けたいと懇願すると、「三日以内に戻ってこなかったら片方を火あぶりの刑に処す」と言う。原作は太宰治の「走れメロス」
[東宝/カラー・スコープ/108分]
| [投票] |
★2 | 川のある下町の話(1955/日) | 東京のある下町の川に流された男の子・(田口顕二)を救ったインターンの栗田義三・(根上淳)は、年の離れた姉の吉田ふさ子・(有馬稲子)に心惹かれる。姉弟は貧しいバラック住まいで地上げ屋に抵抗しているが、その土地は義三の伯父、泰介・(見明凡太朗)が病院を建てる予定であり、泰介は娘の桃子・(川上康子)を義三と結婚させるつもりであった。[大映/モノクロ・スタンダード/109分]
| [投票] |
★2 | 黒の札束(1963/日) | 経営危機に陥っているアジア化工の社員、桧山賢二・(川崎敬三)は、出入りの印刷屋、宮川新平・(見明凡太朗)から精巧な1000円偽札を1万枚、計1000万円分を100万円で買い取ってくれないかと持ちかけられる。会社を辞めた桧山は恋人、柏木瑛子・(三条江梨子)のつてで3ヶ月の期限で借りた100万円で偽札を買い取るが、1000万円を3ヶ月以内で使い切る為には一人では不可能であり、かつて学生闘士で今は易者をしている同窓の石渡謙吉・(高松英郎)に協力を持ちかける。[大映/モノクロ・スコープ/95分]
| [投票] |
★2 | 黒い樹海(1960/日) | 笠原祥子・(叶順子)は姉の信子・(水木麗子)が青森に一人旅に行くのを見送るが、二日後に浜松でバス事故で死亡したのを知る。警察によるとどうやら男性と同伴だったらしいがその男は消息不明だ。その男性を突き止めるべく、事件現場で知り合った記者、吉井正己・(藤巻潤)と共に調査を始め、美術評論家の妹尾郁夫・(根上淳)、整形科医の西脇満太郎・(北原義郎)、生け花家元の佐敷泊雲・(伊東光一)、画家の鶴巻莞造・(浜村純)の四人に当たりをつける。[大映/モノクロ・スコープ/89分] | [投票] |
★2 | 殺人容疑者(1952/日) | ある日、渋谷区桜ヶ丘の野原で心臓をひと突きされた男性の死体が発見された。男性のポケットに残されていた飲み屋「おかめ」のマッチを手がかりに調べると、「おかめ」の経営者の女性も既に殺害されていた。出演者のほとんどに無名の役者を起用し、捜査手法や科学分析に重点を置いたセミ・ドキュメンタリー風の異色作。丹波哲郎の(主役級)デビュー作らしい。[新東宝/モノクロ・スタンダード/81分] | [投票] |
★2 | 放課後(1973/日) | 青木勉・(沢井正延)は父親が函館へ転勤するが自分だけ家の2階に住み、
1階を北沢研二・(地井武男)、夏子・(宮本信子)夫婦に貸している。
ある日、同級生の中西亜矢子・(栗田ひろみ)、畑めぐみ・(加藤小夜子)と遊んでいると、
東大を目指す秀才、小宮克彦・(島村美輝)の姉、由紀・(宇津宮雅代)と研二が親しそうにしているのを見つけ写真に撮る。
二人は由紀が経営するスナック「サンタナ」に入る。[東宝/カラー・スタンダード/89分]
| [投票] |
★2 | 白日夢(1981/日) | 倉橋順吉・(勝然武美)は訪れた歯科医院で見かけた和服美女・(愛染恭子)のあまりの美しさに目を奪われる。女の隣りの席で治療を受けることになったが、なぜか順吉は腕に注射を打たれる。遠のく意識の中で隣りを見るとなんとそこには有られもない姿の女が座っていた。武智監督の64年作のセルフリメイクで、佐藤慶の“本番映画”として話題になった。[松竹=富士映画/カラー・スコープ/110分]
[more] | [投票] |
★2 | 鎮花祭(1960/日) | 朝比奈公仁子・(若尾文子)はCMガールとして売り出し中だが、
演技指導と称してテレビディレクター、古田明・(川崎敬三)に誘われ深い関係になる。
一方、公仁子の家に居候をしていた友人の戸狩陽子・(山内敬子)は公仁子の兄、正方・(根上淳)の嫁になるが、
陽子は正方との夜の生活を拒否する。そして正方は公仁子と古田の関係を嗅ぎ付ける。[大映/カラー・スコープ/86分]
| [投票] |
★2 | 女は幾万ありとても(1966/日) | 同じ団地に住む夫婦たちを描いた中編映画《浜野志郎・(児玉清)&紀子・(浜美枝)、
矢田部晃・(藤木悠)&裕子・(池内淳子)、パイロットの長谷川順一・(宝田明)&元スチュワーデスの逸子・(白川由美)、
シナリオライターの永島洋介・(高島忠夫)&アナウンサーの敏子・(草笛光子)》
浜野家はバーのマダム・(久保菜穂子)、長谷川家は里子・(若林映子)、永島家は沢田ゆき子・(沢たまき)という女性が原因でそれぞれひと悶着が起こる。[東宝/カラー・スコープ/68分]
| [投票] |
★2 | ゴーストアビス(2003/豪) | ジョージア・(ラダ・ミッチェル)はルーク・(ドミニク・パーセル)との結婚を前にして、ヨットによる単独無寄港航海(※エンジンNG、第三者を乗せたらOUTというルール)に出るが、ある日、ヨットが藻に絡まって進まなくなってしまい、夜な夜な幻覚に悩まされることになる。[カラー・ヴィスタ/100分]
| [投票] |