★3 | 必殺仕掛人 梅安蟻地獄(1973/日) | 品川台町の鍼医者、藤枝梅安・(緒方拳)は馴染みの宿屋から帰る晩に人違いされて襲われる。梅安が宿屋に戻り、おもん・(ひろみどり)に聞くと、ちょうど隣りの部屋に似た男、山崎宗伯・(小池朝雄)という医者がいるという。山崎は蝋燭問屋の伊豆屋長兵衛・(佐藤慶)と一緒に駕篭に乗って消えた。数日後、仕掛屋の音羽屋半右衛門・(山村聡)から伊豆屋長兵衛の暗殺を依頼される。[松竹/カラー・スコープ/91分]
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★3 | 雪国(1965/日) | 翻訳家の島村・(木村功)が初めてその温泉宿に来た時には駒子・(岩下志麻)はまだ芸者でなかったが、そんな駒子に島村はさっぱりした付き合いを求める。やがて島村は東京に帰るが、「鳥追い祭の頃には帰ってきて」という駒子の願いも空しく島村は戻らない。そして半年が過ぎて島村は汽車に乗り再び温泉宿を訪れる。国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。[松竹/カラー・スコープ/113分]
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★3 | 轟先生(1947/日) | 中学教師の轟先生・(古川緑波)は達磨のような風貌と寛大な性格から、気難しい石野先生・(石黒達也)とは対照的に皆から親しまれている。先生の息子で失業中の雷太・(古川緑波※二役)は隣家の娘、夏子・(鈴木美智子)と相思相愛ではあるが、夏子に富野・(植村謙二郎)との縁談が持ち込まれて雷太は気が気でない。読売新聞に連載された秋好馨の4コマ漫画の映画化。[大映/モノクロ・スタンダード/77分]
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★3 | 狙われた娘(1957/日) | 製薬会社の事務員の藤川若枝・(青山京子)は恋人で学生の北村・(久保明)を金銭的に援助しているが、誰もが軽蔑する同僚の町田・(伊藤久哉)から借金していることを秘密にしている。家賃もままならないことを一人で悩んでいた若枝は、列車の中で、男・(有島一郎)が落とした財布をネコババしようとする。[東宝/モノクロ・スタンダード/67分]
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★3 | 1408号室(2007/米) | 作家のマイク(ジョン・キューザック)は、心の底では霊など信じていないが、生活の為に怪奇スポットの取材体験記を執筆している。ある日、彼の元に「1408号室に入るな」とだけ書かれたドルフィンホテルの絵葉書が届く。興味を覚えた彼はその部屋に泊まろうとするが、ホテルの支配人オリン(サミュエル・L・ジャクソン)は頑なに宿泊を拒否する。粘り強く交渉すると支配人はその部屋にまつわる怖ろしい話を始めた。[カラー・スコープ/104分] | [投票] |
★3 | センター・オブ・ジ・アース(2008/米) | 地質構造学の教授、トレバー・アンダーソン・(ブレンダン・フレイザー)はマントルの研究をしているが、ある日上司から研究室の閉鎖を言い渡される。亡き兄マックスの息子ショーン・(ジョシュ・ハッチャーソン)を義理の姉エリザベスから託されたトレバーは偶然兄のメモを発見し、ショーンと共にアイスランドに行く。そこの山岳ガイド、ハンナ・(アニタ・ブリエム)と合流した3人はいよいよ"地球の中心"へと迫る。ジュール・ベルヌの代表作『地底旅行』(仏:『Voyage au centre de la Terre』)を原作とし、TDSのアトラクションの一つとしても知られる。
[カラー・3D/92分] | [投票] |
★3 | 夜の片鱗(1964/日) | 野上芳江・(桑野みゆき)は昼は女工、夜はバーのホステスで、バーの客、北見英次・(平幹二朗)と知り合い親しくなる。
ある晩、英次の部屋に立ち寄ったところ、強引に奪われてしまう芳江だが、ほどなく同棲を始める。
英次は金の工面をし始め、次第に要求がエスカレートする。[松竹大船/カラー・スコープ/106分]
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★3 | ハサミを持って突っ走る(2006/米) | オーガスティン・(ジョセフ・クロス)のアル中の父親ニール・(アレック・ボールドウィン)と、高名な詩人になることを夢見る母親ディアドラ・(アネット・ベニング)は不仲で離婚寸前だ。ある日、母親のかかりつけ精神科医フィンチ・(ブライアン・コックス)の治療方針でオーガスティンはフィンチ家(母親アグネス・(ジル・クレイバーグ)長女ホープ・(グウィネス・パルトロウ)、次女ナタリー・(エバン・レイチェル・ウッド))の元で暮らすことになる。オーガステン・バロウズの自伝小説の映画化[カラー・スコープ/122分]
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★3 | 恋文(1953/日) | 真弓礼吉・(森雅之)は弟の洋・(道三重三)のアパートに居候をしながら
幼馴染で最愛の恋人、久保田道子・(久我美子)を探している。
戦友の山路直人・(宇野重吉)がしている日本女性から米兵宛ての英文ラブレターの代書屋の手伝いを始めるが、
ある日、ある女が代書屋にやって来る。
原作は今の渋谷109の裏手にあった代書屋を元にしており、その辺りは恋文横丁と呼ばれた。
田中絹代の監督デビュー作。[新東宝/モノクロ・スタンダード/99分]
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★3 | 愛河(1958/日) | デパートの売り子をする矢崎三三子・(若尾文子)は日東物産の新入社員、水沢保夫・(川口浩)と結婚を前提で交際しているが、そのことを知らない三三子の兄・(川崎敬三)が大学の先輩で保夫の上司である香坂・(北原義郎)との縁談を持ち込み無理矢理に二人を会わせる。しかし偶然通りかかった保夫がその現場を目撃してしまい、保夫は三三子を遠ざけるようになる。[大映/カラー・スコープ/90分]
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★3 | 正午なり(1978/日) | ある大雨の日、都会生活に挫折した忠夫・(金田賢一)が信濃大町に帰って来た。母・(南田洋子)はずっといていいと言うが、父・(垂水悟郎)は冷淡だ。農作業は父母だけで十分なのである。仕方なく忠夫は電気製品の修理アルバイトを始める。そしてある晩、幼なじみで林檎農家の息子、哲治・(田村幸司)と飲みに行った店であけみ・(結城しのぶ)という女と知り合う。黒木和雄の助監督をしていた後藤幸一の監督デビュー作であり、金田賢一と手塚理美の映画デビュー作でもある。[ATG/カラー・ヴィスタ/108分] | [投票] |
★3 | 薔薇いくたびか(1955/日) | 東京藝大ピアノ科の受験会場で桐生弓子・(若尾文子)は松島光子・(村瀬幸子)と知り合うが、落ちてもいいようにお互いを受験番号で呼び合う。そして帰りに光子の兄、真一郎・(根上淳)に送ってもらったことをきっかけにお互い惹かれ合う。しかし光子は試験に合格して弓子は落ちてしまう。弓子はショックのあまり真一郎に誘われた音楽会にも行かず、お互いに名前も知らぬままそれっきりになってしまう。
[大映東京/モノクロ・スタンダード/135分]
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★3 | 君と行く路(1936/日) | 天沼朝次・(大川平八郎)は、向かいに住む尾上霞・(山縣直代)と相思相愛だが、
朝次は母親・(清川玉枝)が妾の子であるのを引け目に感じて霞と一緒になれないでいる。
やがて霞に良い縁談話が持ち上がり、いよいよ二人は引き裂かれようとされる。
一方、弟の夕次・(佐伯秀男)は電車の中で見かけた暮津紀子・(堤真佐子)を好きになる。原作は三宅由起子の遺作『春愁記』
[P.C.L/モノクロ・スタンダード/71分]
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★3 | 路傍の石(1960/日) | 愛川吾一・(太田博之)は学校で級長を務めるほど成績優秀だが、
母のおれん・(原節子)の封筒貼りの内職も空しく、
父親の庄吾・(森繁久彌)がこさえた借金のせいで中学に上れない。
吾一は仕方なく級友の実家である呉服問屋に丁稚奉公に出される。
[東宝/モノクロ・スコープ/103分]
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★3 | あねといもうと(1965/日) | 高岡家は父親の義郎・(山村聡)、長女のふみ子・(岩下志麻)、次女の節子・(倍賞千恵子)、三女のちづ子・(中村晃子)の四人家族で、
三人とも結婚適齢期だが、ふみ子はいくつもの縁談を断り続け、節子は同僚の湯沢・(早川保)との交際を父親に言い出せず、ちづ子はまだまだ結婚などしないつもりである。
そんなある日、亡き長男一郎の元妻で、再婚相手と離婚協議中の芳枝・(久我美子)が居候になる。
[松竹大船/カラー・スコープ/91分]
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★3 | みだれ髪(1961/日) | 明治30年のある晩、泥酔した杉本愛吉・(勝新太郎)は勝山夏子・(山本富士子)に誤って一升ビンをぶつけて怪我をさせてしまい、愛吉は夏子をおぶって明石病院に運びこむ。治療をした医者の山ノ井光起・(川崎敬三)と夏子はたちまち惹かれあうが、愛吉も夏子に惹かれるのであった。原作は泉鏡花の「三枚続」[大映/カラー・スコープ/95分]
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★3 | 安宅家の人々(1952/日) | 養豚業を営む安宅家は長男の安宅宗一・(船越英二)が知的障害者な為、妻の国子・(田中絹代)が支えているが、宗一の異母弟の譲二・(三橋達也)が事業に失敗してその妻、雅子・(乙羽信子)と共に屋敷に移り住むようになってからこれまでの均衡が崩れ始める。[大映/モノクロ・スタンダード]
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★3 | 君美しく(1955/日) | 田代家次男の俊二・(高橋貞二)は仕事を辞めたばかりだが、日頃から何かにつけて戦死した長男の一郎・(船山裕二)がいかに立派であったかを長女の真紀子・(淡島千景)から聞かされてウンザリしている。しかしある日、キャバレーで働く篠原彩子・(桂木洋子)が兄の愛人であったことを知り、知らなかった兄の一面を発見する。[松竹大船/モノクロ・スタンダード/93分]
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★3 | 喜劇 男は愛嬌(1970/日) | 少年鑑別所から出てきた小川春子・(倍賞美津子)に片想いする幼馴染の司法保護司の曽我民夫・(寺尾聰)は春子を立ち直らせようとするが、なかなかうまくいかない。そればかりか、ある日マグロ漁船員の兄・五郎・(渥美清)がひょっこり帰ってきたのをきっかけに災難が巻き起こる。[松竹大船/カラー・スコープ/88分]
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★3 | 神童(2006/日) | ある晴れた日のこと。菊名和音・(松山ケンイチ)が川に浮かぶ小船に寝転がっていると、「おい!お前!」と自分を呼ぶ声がする。音大を目指す和音とピアノの神童、成瀬うた・(成海璃子)との出会いであった。その後なぜかうたは和音の部屋に来るようになるのだが、近所の苦情ゆえに昼しかピアノの練習ができない和音に「自分のピアノを夜だけ使ってもいい」とうたが言う。[カラー・ヴィスタ/120分]
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