[あらすじ] さくらん(2007/日)
ぎやまんの、金魚舞い飛ぶ紅の門、これぞ吉原、花町に、その名も高き玉菊屋。売られて来たる幼子の、汚れぬ姿いと哀し。二度と戻れぬ娑婆を思うて、桜咲く頃ここを出る、望みを胸に持つ女、呼び名をきよ葉(土屋アンナ)と申します。男好みは激しくて、嫌った男は触れもせず、思う男は惣次郎(成宮寛貴)、契り交わすがこの恋は、悲恋と散ってカケラ無し。しかし尚増すその美貌、きよ葉の評判いや高く、ついに成りたる花魁の、「日暮」の名を頂戴す。そんな女に惚れし殿(椎名桔平)、日暮に誓うその台詞、「桜が咲かば身請けせん」。…果たしてそれは叶うやら。豪華絢爛遊女絵巻、ここに開帳にございます。〔111分/カラー/ヴィスタサイズ〕
(水那岐)
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