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[あらすじ] 奇跡の丘(1964/伊)

「マタイ福音書」を一字一句変えず忠実に映画化。 イエス・キリストの生涯を描いている。以下、 字幕で出るエピソードは、 〔処女懐胎〕〔イエスの誕生〕〔イエスの受洗〕〔荒野の断食〕 〔悪魔の誘惑〕〔最後の晩餐〕〔ゲッセマネの祈り〕 〔ゴルゴダの丘〕〔復活〕。
マグダラの阿闍世王

主演のイエス役の エンリケ・イラソキは当時スペインの大学生。若い頃の聖母マリア はマルゲリータ・カルーソ。年をとった聖母マリア役のスザンナ・パゾリーニピエル・パオロ・パゾリーニの実の母。他の出演者も素人 俳優。

音楽はオリジナル:ルイス・バカロフ。クラシックは、 バッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト、プロコフィエフ、 ウェーベルン。

ピエル・パオロ・パゾリーニは「この映画を共産主義者として撮った」と発言した。

ちなみにキリストの生涯を扱った他の映画に 『キング・オブ・キングス』(ニコラス・レイ監督)があります。

(評価:★4)

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