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[あらすじ] 丹下左膳餘話 百萬両の壷(1935/日)

町の道場に婿入りした小大名・柳生家の次男坊は、持参金をあてにしていたが持たされたのは古びた茶壺「こけ猿の壺」だけ。怒った次男坊は古道具屋に売ってしまうが、実はその壺には代々伝わる宝のありかが隠されていた。後にそれを知った柳沢家と次男坊は慌てて壺を探すが、既に古道具屋が長屋の子供にくれてやった後・・・。ここまで書いてもまだ丹下左膳が出てこないという複雑なあらすじ。
ペペロンチーノ

「これは丹下左膳ではない!」と丹下左膳原作者が怒ったためその名をクレジットから削除し、「余話」となったという、いわば『丹下左膳』シリーズ番外編(パロディー?)。 3作しか現存していない天才監督山中貞夫の貴重な1本であり、『人情紙風船』と並び映画史上に残る最高傑作と称される。残念ながら戦後の検閲でクライマックスの活劇がカットされているらしい。

(評価:★5)

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