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[あらすじ] シャンプー台のむこうに(2001/英)

ホグワーツではイヤ〜ミなスネイプ先生、宇宙船でもイヤ〜ミなDrラザラスは、イギリスの田舎町ヨークシャーはキースリーでもイヤ〜ミな理髪店主フィル。かつては「伝説のハサミ」と畏れられコンテスト荒らしの常連だったフィルは、10年前、三連覇がかかったヘアドレッサー選手権前夜、仕事上もパートナーだった妻とモデルに駆け落ちされて、すっかり斜に構えるように。息子ブライアン=助手ハートネット(copyright(c)ユシルア様)は、んなパパの店の勿論助手。絶縁状態(そらしゃーないわ)のママは、目と鼻の先で駆け落ちしたモデルと一緒に美容院を開いてる。んな中、あの忌まわしきヘアドレッサー選手権が、この町で開催されることに!はしゃぐ市長!?白ける一同?
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いやいや、助手ハートネットは、チャンスとばかり気合十分。ママ(ナターシャ・リチャードソン)だって、いろいろワケありで、夫や息子と和解して家族を取り戻したいと考えてる。

コンテスト出場条件は、一市一ヘアサロンで3人1チーム。ちょうどキースリー枠は空いている。パパ・ママ・息子、そしてママの恋人モデル(『ほんとうのジャクリーヌ・デュプレ』での姉役が印象的なレイチェル・グリフィス)でいざ!…ってそうすんなり問屋は卸さない。なんせパパはあのイヤ〜ミなアラン・リックマンですもの。

ところがかつてのパパのライヴァルであり、今も現役バリバリ花形ヘアドレッサー、でもいかすけないレイ(ビル・ナイ)が、娘であり、「助手」の幼馴染のクリクリした目が愛いクリスティーナ(レイチェル・リー・クック)をモデルに、コンテスト出場のためキースリーに乗り込んできたから、ホレ!頑張れスネイプ!…じゃなくって、ラザラス!…でもなくって、フィル!Never give up!Never surrender!(…って違う映画)

演劇『Never Better』を基に、『フル・モンティー』で一躍脚光を浴びた脚本家サイモン・ボーフォイの脚本を、『I Went Down』(未公開)でサンセバスチャン映画祭新人監督賞、テサロニキ映画祭監督賞を受賞した新鋭パティ・ブレスナックが長編二作目として映画化した、家族再生をコミカルに描く佳作。

(評価:★4)

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