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死ぬまでシネマさんのあらすじ: 点数順

★0平成職人の挑戦(2005/日)飛騨高山祭・秩父の夜祭・葵祭の日本三大美祭を飾るは豪華なる祭山車。1989年、江戸時代に焼失した幻の祭山車の新造に、12人の名工とその弟子たちが持てる全ての力を結集する。飛騨の棟梁中田秋夫と宮大工八野 明を中心に、北陸を中心とした職人たちが伝統と新技術に挑む生き様を描いた10年間に及ぶドキュメント。語りは三國連太郎。製作したのは『築城せよ!』の平成プロジェクト。支援:文化庁〔67分〕 [more][投票]
★0海女のリャンさん(2004/日)1916年に日本植民地下の済州島で生まれ、その後日本に渡り両国の海で海女として半生を過ごしてきた在日朝鮮人1世の梁義憲(リャン=イーホン)さんの記録。家族は時代に引き裂かれ、日本・韓国・北朝鮮に離ればなれに暮らす。90min./制作=桜映画社/公式HP:www.sakuraeiga.com/ama.html ◆ 第2回文化庁文化記録映画大賞/'04年キネマ旬報文化映画第1位[投票]
★0山中常盤 牛若丸と常盤御前 母と子の物語(2004/日)牛若丸=源義経とその母 常盤御前の運命を綴った人気浄瑠璃を基に、江戸初期の絵師 岩佐又兵衛によって描かれた全12巻150mにも及ぶ極彩色の絵巻物「山中常盤」。これに新たに浄瑠璃とナレーションを付けて構成した長篇ドキュメンタリー(?)。文楽三味線の名手 鶴澤清治が既に失われた古浄瑠璃の曲を新たに作曲し、絵巻に残された詞を乗せた。作調/小鼓/打物は仙波清彦、浄瑠璃は豊竹呂勢大夫が演じる。語りは喜多道枝。〔100min./カラー〕制作=自由工房/芸術文化振興基金助成/R-12指定 [more][投票]
★0終りよければすべてよし(2007/日)終末期医療を問いかけるドキュメンタリー映画。岐阜県の特養、栃木県の在宅療養支援診療所など日本の先進的な在宅医療のほか、オーストラリア・スウェーデンの状況も取材する。語りは『痴呆性老人の世界('86)』『歌舞伎役者 片岡仁左衛門('92-'94)』『住民が選択した町の福祉シリーズ('97-'05)』などで知られる監督の羽田澄子自身。配給=自由工房〔カラー/129分〕◆ 2007年の東京国際女性映画祭で上映された。'07年度キネマ旬報文化映画5位 ◆ 全洋画onlin:www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=327722[投票]
★0歌舞伎役者・片岡仁左衛門(1992/日)上方歌舞伎役者 13代片岡仁左衛門の姿に迫るドキュメンタリー。13代片岡仁左衛門は、1903年(明治36年)に生まれ1994年(平成6年)に90歳で亡くなった、2歳で初舞台を踏み、最期まで現役の役者であった。その84歳から90歳迄を記録している。<若鮎の巻><人と芸の巻 上・中・下><孫右衛門の巻><登仙の巻>の全6部からなる。 [more][投票]
★0水没の前に(2004/中国)1993年から建設工事が始まり2009年完成予定の、長江中流域に造られる世界最大のダム、三峡ダム。その建設により水没する多くの町。詩聖=李白や杜甫で有名な四川省奉節(フォンジエ)の町もその一つだ。移転に伴う困窮と混乱、喧騒と静寂・衰退を記録する。ダイレクトシネマの傑作という。〔中国語/カラー/143分〕◆ '05年山形国際ドキュメンタリー映画祭大賞受賞/'05年ベルリン国際映画祭Wolfgang Staudte Award受賞 ◆ 監督=李一凡(リ=イーファン)/イェン(表示不可)雨。ほぼ二人だけで完成させた。[投票]
★0筑豊のこどもたち(1960/日)筑豊炭鉱の子供たちの一人、江藤武(沖村武)とその家族の物語。父=新吾(加東大介)は失業中。兄=勝(宮部昭夫)は生活福祉課には内緒で別の炭鉱に出ていたが、首切り反対ストに参加して解雇される。武たちは何とか修学旅行に行こうと廃坑に入って硬(ボタ)拾いまでするが…。◆ 筑豊炭鉱地域の子供たちを活写した土門拳の有名な写真集「筑豊のこどもたち」より着想を得て作られたオールロケ炭鉱映画。108min. ◆ 全洋画online:www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=139661[投票]
★0渡り川(1994/日)地元の鉄道・ダム建設に多くの朝鮮人が動員されていた事を知った幡多高の高校生たちによる調査を追ったドキュメンタリー。1993年11月、幡多高校生ゼミナールは、高知の新聞テレビ報道責任者でつくる<高知報道11社会>の選考により第8回龍馬賞を受賞した。挿入歌は李政美、伴奏は小室等。語りは井川比佐志。90min./カラー/16mm/製作=渡り川製作上映委員会 ◆ '94年毎日映画コンクール記録文化映画賞/'94年キネマ旬報文化映画1位 [more][投票]
★0掘るまいか 手掘り中山隧道の記録(2003/日)1933年から16年もの年月を掛け、豪雪地帯=新潟県山古志村の村民は日本最長(1km)の手掘りトンネルを完成させた。再現映像を交えつつ、この執念の過程に迫るドキュメンタリー。語りは岡部政明。83分/カラー/16mm/制作=「手掘り中山隧道の記録」制作委員会/文科省選定/土木学会選定/日本道路建設業協会推薦 ◆ 第1回文化庁文化記録映画優秀賞/'03年キネマ旬報文化映画5位/新潟日報文化賞 [more][投票]
★0二重被爆(2006/日)長崎市の三菱重工業造船部で技師をしていた山口彊さんら3人は、1945年8月6日に出張先の広島で被爆する。8日に長崎へ戻った山口さんらは三菱病院で治療を受ける。そして実家に戻った翌9日…!◆ 助監督は川崎亮輔、語り・主題歌「悲しみの海の深さを」は加藤登紀子。製作会社はタキシーズ。支援:文化庁 ◆ 公式HP:www.nijyuu-hibaku.com/ 全洋画online:www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=325701[投票]
★0三池 終わらない炭鉱の物語(2005/日)1997年3月30日に閉山廃鉱となった日本最大の炭坑、三池炭鉱。大牟田市の「こえの博物館」プロジェクトから始まり、7年の歳月を費やして100人近い関係者たちへの取材・30を越す炭鉱関連施設の撮影を行ない、150年以上に亘った三池の歴史の真実に迫ったドキュメント。語りは中里雅子。103min./企画=大牟田市・大牟田市石炭産業科学館/制作=オフィス熊谷/'06年キネマ旬報文化映画第8位 [more][投票]
★0元始、女性は太陽であった 平塚らいてうの生涯(2001/日)「元始、女性は実に太陽であった。真正の人であった。 今、女性は月である。」とは、女性運動の先駆者 平塚らいてうが記した、日本初の女性雑誌「青鞜」(1911年=明治44年創刊)の有名な巻頭言である。この映画は、そのらいてうの生涯を追うドキュメンタリー。自伝に沿う構成で、本人の言葉をナレーションに使用している。監督は『痴呆性老人の世界』『歌舞伎役者・片岡仁左衛門』など数々の秀作を世に送り出している羽田澄子。140min./制作=自由工房 ◆ '01年キネマ旬報文化映画第2位('02年キネマ旬報日本映画として19位!)[投票]
★0マザー・テレサとその世界(1978/日)インド・カルカッタのスラムでの貧困にあえぐ人びとの生活と、マザーと修道会<愛の宣教者たち>のシスター、ブラザーたちが<死を待つ人のホーム>で行う奉仕活動を中心に描いていく。語りは来宮良子。マザー=テレサはこの映画の制作直後に、1979年度ノーベル平和賞を受賞。55min./カラー/16mm/制作=近代映画協会/女子パウロ会 ◆ '79年キネマ旬報文化映画第1位 [more][投票]
★0映画 日本国憲法(2005/日)日本国憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界的な知識人たちに取材したインタビュー集。 ポスター画は奈良美智。 ◆ '05年度キネマ旬報文化映画1位/'05年度日本映画ペンクラブ文化映画第1位/山形国際ドキュメンタリー映画祭2005正式参加[投票]
★0長崎の鐘(1950/日)錚々たるメンバーにより、占領下の日本で製作された非常に有名な映画。今年(2007年)は原作者の永井隆博士の生誕100年でもある。◆ 1949年に出版された被爆医師、永井隆の手記を基に作られたメロドラマ。永井は軍医の経験から信仰に目覚め、クリスチャンとなっていた。原爆投下当時、長崎医科大学放射線科部長であった永井は、被災者の救援活動に従事し「浦上の聖者」と呼ばれた。 [more][投票]