コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] フェリーニのアマルコルド(1974/仏=伊)

タイトルの「アマルコルド」とはフェリーニの故郷イタリア・リミニ地方の、既に死語になっている方語で“エム・エルコルド(私は覚えている)”が訛ったもの。文字どおりフェリーニの少年時代の「特別な一年」をユーモラスかつノスタルジックに描く。フェリーニが1920年生まれなので第二次世界大戦直前の1935年。北イタリアの港町に暮らす15歳の少年チッタの春夏秋冬をニーノ・ロータのメロディにのせ温かくスケッチした作品。子守歌に聞こえてくるけど眠ってしまうと素晴らしいシーンを見逃してしまいます。その美術は『フェリーニのローマ』に続いてダニーロ・ドナーティが担当。 2時間4分 1974年アカデミー外国語映画賞受賞
ルッコラ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ちぃぇーす!俺チッタっす。今年で15歳になるっす。でもやること小学生並みっす。つるんでる友達はソレ以下っす。広場の春祭りでも学校でもイタズラしたい放題っす。まあ、かあちゃんは優しいからいいんすけど、とうちゃんからはガミガミ言われぱなしっす。でもとうちゃんもムッソリーニの悪口言った言わないで軍隊にキャーン言わされたっす。せーせーしたっつーより何だか心配っす。そりゃそーと、夏に家族で精神病院に入っているオジサン引き取りにいったんすけど、目ぇ離してるスキに木の上のぼっちゃって降りてこなくなっちゃったんすよ。そのうえ俺でも言わねーこと大声で海に向かって叫ぶんすよ。で、結局オジサン病院に逆戻りっす。しっかしココだけの話、俺も考えていることはオジサンと同じなんすけどね。近所にグラデスカつーべっぴんのおねいさんがいるんすけど、これがまたタマんないんっすよ。それがどういうわけだかタバコ屋のオバチャンと俺・・ま、聞いてくださいよ。そのオバチャンとにかくデカイんすよっ。巨大っつってもいんすけどね。えっ何がって?ヤダなぁ知ってるくせに。もうスゴイのなんのってア〜タ!ホントッさんざんなめに。あっ、さんざんといやあ、冬にはさんざんな雪が降ったんすよ。ここらへんじゃ珍しいんすけどね。そんでまた、春になるんすけど・・あれ?俺どこまで話しましたっけ?

うーん、すみません。いまいちキャラになりきれませんでした。リアルな少年はどうも苦手っす。

(評価:★3)

投票

このあらすじを気に入った人達 (4 人)週一本 モノリス砥石 トシ uyo

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。