掲示版: 話題「一度映画を作ってみよう!」 (MM)
最新の5 件(全13件)
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Re: 一度映画を作ってみよう! | ||
tomcot | 2002年03月01日20時42分更新 | |
すこし話がずれるかもしれませんが少しだけ意見を書きます。 「1」をつけるというのは「5」をつけるぐらい気合いのいることで,それにはそれなりに真剣に映画と接していることが前提となるかなと,私は自分なりに思っています。だからこそ,「1」をつけるには慎重さが必要な分だけ,エキサイティングなことでもあります。毒にも薬にもならないような映画に気軽に「3」をつけるよりもずっと。「1」の映画には変に主張があって楽しいし,嫌い嫌いと言いつつ,ついには愛着がわいたりもします。 みなさんそれぞれの「1」があると思いますが,「1」の存在理由はそんなに否定的なものばかりではないと私は思います。 | ||
Re: 一度映画を作ってみよう! | ||
TOBBY | 2002年03月03日02時10分更新 | |
採点についてですが主観的な観点で良いと思います。だって脚本ひどくても映像が良かったり、役者が良くてもセットがひどかったりとか色々観点はあるし、個々の存在価値を拾うも拾わないも共鳴するもしないも個人の主観。僕も映画撮ったり絵を描いたりしてますが評価の視点は冷静さを保っていたいと思っています。逆にスタッフの苦労とか考えたら採点が狂う・・。映画は総合芸術。製作者の手を離れたら作品で評価しないとある意味作った側にも失礼かも。それに見る側はお金を払うわけだから一線は画して採点するのは当然かもしれませんね。僕は自分の採点に自信があってつけています。逆に不安な作品は採点していません。 | ||
Re: 一度映画を作ってみよう! | ||
空イグアナ | 2002年03月03日10時34分更新 | |
こんにちはイグアノアです。映画は作ったことはありませんが、小説は書いています。プロではなく素人なので、読んでくれる人もほとんどいませんけど、ときどき感想をもらいます。
僕もやっぱり批判的な批評を受けることがあります。そのとき、嫌な気分は全然ないと言ったら嘘になりますけど、でもやっぱり嬉しいです。独りよがりかもしれないけど、何だか自分が一つ成長した気分になります。褒めてばかりの批評も、かえって歯ごたえがなくて満足できないことがあります。 確かに、少しは嫌な気分もあります。否定的な言葉を投げかけられたら、誰だって嫌だと思いますよ。でも作りたいものを作ってそれを他人に見せるってことは、否定的な批評を受けることも覚悟しておかなければならないことだと思います。 KTAさんの意見にも賛成です。政治家の例えも適切だと思いますし、これほどよい例えはないと思います。もちろん政治と芸術では違うところは多々ありますが、今行われている議論について言えば根幹は同じ。言論も思想も制限されずに自由でなければならないと思います(”過去”の反省の意味も込めて、ここで強調しておきます。僕自身他人の文章を制限しかけました)。それからTOBBYさんの言うように、主観的な批評でも何もかまわないと思います。もともと映画の批評というのは、政治の問題などよりもはるかに主観での判断が多くなるものだと思います。 ただ、礼儀は必要ですから、言葉遣いには気をつけています。「この映画はつまらない。」「こういう意見が多いけど、僕は違うと思う。」ということは書きますが、「この監督はクズだ。さっさと映画監督なんかやめろ。」とか「この映画は馬鹿なファンに支えられてヒットした。」とかいったような、直接、監督や他の映画ファンをけなすような書き方はしないように心がけています。また、否定的な立場をとるときには、どこがつまらないのか、その意見のどこが間違っているのかをちゃんと示すようにしています。 特に(シネスケや映画批評ではなく一般的に)毒舌批評と呼ばれるものは、表現ばかりに凝っていて、根拠に欠けていたり、論理が破綻しているものが少なからずあると思います。 | ||
Re: 一度映画を作ってみよう! | ||
立秋 | 2002年03月03日21時39分更新 | |
こんにちは。映画ではありませんが映像業界の片隅で生きている立秋と申します。
「制作側のことを思うと低い点は・・・」といった意見もあったようですが、私は寧ろ逆だと考えています。制作には多数のスタッフが携わり、職人気質の照明さんも、足蹴にされてるCAも、弁当配ってるADも、ちょっと可愛いTKも、みんなみんな一所懸命なんです。いみじくも『8 1/2』のreviewに書いたとおり、みんなその状況でベストな仕事をしようと頑張ってます。それは現場を見てきた私が保証します。 だからこそ、だからこそ、です。監督には、そのみんなの努力を、頑張って撮ったカットを、素敵な映画にまとめあげる責任があると考えています。ファイナルエディット権が・・・といった言い訳もあるでしょうが、その程度でダメになる映画はその程度、ってことです。 てなワケで、どうしても充分な予算と時間をかけて創られた、いわゆる大作映画になればなるほど、その監督の責任は重くなってしまうとも言えます。 | ||
Re: 一度映画を作ってみよう! | ||
X68turbo | 2002年03月07日13時44分更新 | |
映画ではないけど第三者から批評を受ける仕事に付いている者としては
作った人の苦労など見ている人間からして見れば全く意味の無い事です
(もし「ここ作るの大変だったんですよ」なんて公言する製作者が居たとしたら
それは最低だ、なぜならその大変な作業を行うのが当人の仕事なのだから)
「物」を作る人はその「物」で勝負するのであり、その作品の主張、良さなどを
「物」で表現できなかったらそりゃもう駄目駄目です
尤も賛辞よりも罵倒のほうが後学の為になるんだけどね |
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