★3 | 語り口は訳の判らない前半はずいぶん面白いんだが、後半にああアントニオーニね愛の不毛ねと判明して興醒め、大山鳴動鼠一匹に終わる。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 教科書に出てくるようなシンプルな台詞の美しさに相反した、一見何もやっていないように見せかけるロージーの卓越した演出力。特に終盤のサスペンス映画のような画面の密度、緊張感。ササールの妖艶さを湛えた若さに怯えるボガードもいい。 (ナム太郎) | [投票] |
★4 | いかにもインテリぶった雰囲気を湛える部分もあるが、画面に関しては片時も目を離せない。物語は動かずとも画面上では何かが起こりつつある異様さ。前妻との再会場面の奇妙さ。語りの経済性・効率性とは無縁のところでジョセフ・ロージーは映画を撮っている。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | このインモラルさ、この倦怠感、素晴らしい。ジョセフ・ロージーの独特な演出、不協和音的な映像世界に引き込まれてしまった。ダーク・ボガードが前妻と再会するシークエンスなど、異様な緊迫感で目が離せない。 (太陽と戦慄) | [投票(1)] |
★4 | フラッシュ・フォワードといい、オフでのモノローグといい『召使』よりも、ずっと芸術映画の雰囲気をたたえている。何よりもこの個性的な俳優陣の競演が見事!それにしても、ダーク・ボガードが一番魅力的。 (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 中学の頃にテレビで観たが、ササールが出るとドキドキした。子供の観る作品ではないね。 (丹下左膳) | [投票] |