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AONIさんのコメント: 更新順

★3スティルウォーター(2021/米)いかにも無学で典型的なド田舎のアメリカ人中年が、欧州で娘のために奮闘する内に、少しづつ己のウダツの上がらない人生も変化し、価値観も変貌していくって話は嫌いじゃない。だけど、観終わってから振り返ると、この「証明」探しの過程は色々と矛盾やモヤモヤ残ります。 [review][投票]
★3ロリ・マドンナ戦争(1973/米)いがみ合う両ファミリーを演じる、とにかく濃い個性派俳優陣。その中、まさかの名サブ俳優(中のサブ俳優)であるスコット・ウィルソンエド・ローターの兄弟が、ストーリーのメインを張っているとことが、いかにも1970年代ムーヴィー。[投票]
★3秘密殺人計画書(1963/米)大スター達の競演合戦ならぬ、変装合戦。 トニー・カーティスバート・ランカスターは分からなかった。[投票]
★3マスカレード・ナイト(2021/日)悲喜こもごもな人物模様が交差するホテルという場所は、物語を紡ぐには最適な場所ですね。1作目の犯人役の印象が強すぎて・・・2作目の犯人役の方には同情を禁じえませんでした。[投票]
★2カポネ(2020/米)歴史上もっとも有名なマフィアボス最晩年の悲惨な姿を延々に見せられる。映画作品なんだから、もう少しストーリーにヒネリを入れるべき。せめて・・・ [review][投票]
★3鳩の撃退法(2021/日)映画のエンドクレジット、”Special Thanks 加賀まりこ”、納得だわ。 [review][投票]
★4サマーフィルムにのって(2021/日)絶対にラストシーンのアイデアから「時代劇の自主製作」を題材に選んだろ、と思うほど最後は盛り上げてくれる。ヒロインが嫌悪する「ラブコメ」を自主製作するサークルチームを対比的に描きながら、実は青春ラブコメ要素あり、という映画内の2重構造もいい。そして、やっぱり学園祭ってテンション上がる! [review][投票]
★3孤狼の血 LEVEL2(2021/日)1作目よりも一層、『仁義なき』シリーズを意識した作り(ノンフィクション調のナレーション挿入といい)。熱量たっぷりの主演2人。特に、鈴木良平の鬼畜外道ぶりには驚く。『仁義なき』に比べて少し物足りなさを感じるのは、主演2人以外に、魅力的な強烈個性キャラが不在なところか。[投票(1)]
★3竜とそばかすの姫(2021/日)歌姫(DIVA)を題材にした時点で、楽曲やアーティストのセンス等、一つ間違えれば大バッシング覚悟の、非常に思いきった賭けに出たアニメ作品だと思う。”匿名なら自分を表現できる”、そして、”匿名を暴かれる恐怖”というのは今の時代を映している。[投票]
★3ジェントルメン(2019/英=米)コリン・ファレルがすっかりオジさんに老けていて彼だと気付かなかった。 大麻はいいけど、覚醒剤は忌み嫌う、って悪党にもある倫理観や、市場を荒らすのは中華系マフィアっていう世相を表したような設定が興味深かった。[投票]
★2影踏み(2019/日)ハードボイルドな筆致の原作を、よくもまぁここまで、おセンチでウジウジした作品に作り替えたもんだ。双生児ネタで引っ張りすぎだろ。[投票]
★4騙し絵の牙(2020/日)いわゆる社内権力争いや業界の内幕を描く企業エンタメもの。消えた謎のベストセラー作家の行方や出版メディアの現状をスピーディーに描いていて飽きさせない。あくまでピュアに本(出版メディア)を愛するヒロインと、本屋を営むその父親がいい味出しています。[投票]
★3新聞記者(2019/日)描かれている内容は「玉石混合」なれど、当時の安部政権に対する批判をここまで露骨に表現した製作陣の心意気は買いたい。権力側の主人公(松坂桃李 )の上司が言い放つ、「この国の民主主義は形だけでいいんだ」という台詞は心に突き刺さった。[投票]
★5夢の島少女(1974/日)バッヘルベルのカノンをバックに、荒涼とした大地を若者が少女を背負って歩く映像が忘れられない。ヒロイン中尾幸代が醸し出す、10代少女の危うい色香。こんなのTVドラマとして作っていいの?と、色んな意味で衝撃を覚えた、初めて観た佐々木昭一郎作品。[投票]
★3紅い花(1976/日)タイトル題名である「紅い花」を、佐々木昭一郎はどう描くんだろうと期待してしまった分、意外と凡庸な映像表現でガッカリした記憶あり。[投票]
★2メス(1974/日)病院で起こりそうな怖い都市伝説をこれでもかと詰めこみ不味くなった、ごった煮サスペンス。あと、ミステリアスな医者を演じる主演の高橋幸治が余りにも表情が乏しく、好きになれない。脇を飾るキャスティングはけっこう豪華なだけに、残念な出来映え。[投票]
★3八荒流騎隊(1961/日)狡猾非情な悪代官の平幹をはじめ、敵役(阿部、加賀、戸上)だけでもアクが強く魅力的な個性派俳優をズラリと揃えられるところが東映京都の強味だと思い知らされる作品[投票]
★3TENET テネット(2020/米)何重にも(脚本・映像含め)トリックを仕掛けるのが好きな監督さんだけど、今回の仕掛けは余り上手くいっていないように感じた。ただし、この監督さんはエンディング(作品の締め方)に独特の美学があり、本作もいい余韻を残してくれて気に入った。[投票]
★4潜水艦轟沈す(1941/英)ナチスMeets北米(移民族)カルチャー。邦題から潜水艦バトル作品と思いきや、まさかのロードムーヴィー的な展開で驚愕。この奇抜なアイデアに、アカデミー原案賞受賞は納得。[投票]
★3海辺の映画館 キネマの玉手箱(2019/日)セピア調のノスタルジック映像然り、CG時代にあえてチープな特撮を多用する演出然り、新人ヒロインの棒読み調演出然り。この邦画界で、最後まで自分のスタイルにこだわり続けて、劇場映画を最後の最後まで撮り続けることが出来た大林監督は、幸せで素敵な映画人生だったと思います。[投票]