Bungeさんのコメント: 更新順
怒りの葡萄(1940/米) | 体制側の圧制に苦しむ者たちの描写は手に汗握る。そんな状況でもけろっとしている子供達のおかげで重苦しさは程よいさじ加減に調整されているし子供の心理としてリアルでもある。おかたい作風でありながら普通にむちゃくちゃ面白い。 | [投票(1)] | |
トータル・リコール(1990/米) | SFでもアクション映画でもシュワ映画でもなくバーホーベン映画なのだが、独自の作風がストーリーとあまり噛み合っていない。シュワにつられてこれを選ぶ前にまずスターシップ・トゥルーパーズを見るべき。 [review] | [投票] | |
es [エス](2001/独) | 面白いのだがこの内容ならばもっと「描く映画」にして欲しかった。放尿シーンに代表される囚人に屈辱感を与える諸場面も動機が薄っぺら。見ている側を引かせるだけだ。 | [投票] | |
第9地区(2009/米=ニュージーランド) | 差別を描いているのではなく、差別を込めている [review] | [投票(3)] | |
北京原人の逆襲(1977/香港) | ゲテモノにはゲテモノの道がある。泣かせの修飾を前提としたストーリーにゲテモノを並べたため不協和音が生じている。建物を破壊するシーンはよくできたカットと稚拙きわまりないものとをごちゃごちゃに編集しており何かが凄いのでそこが見所。76年ハリウッド版への皮肉から生じたカルト化だろう。 | [投票] | |
ゼイリブ(1988/米) | 軽い内容を重くみせかけようとするのは3流に多いが、重い内容を軽く見せるアーティストというのは殆どが一流。ホームレスの集落撤去シーンは怒りの葡萄のよう。ブルーカラーにとっては良い映画、ホワイトカラーにとってもグラサンシーン以外はまったくだれ場のない佳作B級映画。 | [投票] | |
ランボー 最後の戦場(2008/米=独) | 真実を見せたいという気持ちが深く伝わり感銘を受けた。NGO団体に所属するカップルのうちの男が、「一線」を越えるシーンがある。芝居が過剰で安っぽい印象が残った。偽善者に対する監督の啓蒙欲が抑制できなかったようにもとれる。この登場人物は聡明とは言い難い人物だ。それに対し婚約者は気丈であり賢い女性で、不釣合い極まりない。良いか悪いかメッセージ性の塊のような映画だが、娯楽性もしっかりしている。 | [投票] | |
スウォーズマン 女神伝説の章(1991/香港) | まな板の上の鯛状態で鑑賞してしまう映画。人物が意味もなくジャンプして登場するのが良い。ポーズは決まっていて迫力に満ちており、伝統芸能的な様式美めいた風格を感じる。 | [投票] | |
サイコ(1960/米) | 刺殺シーンなんていう、あらゆるジャンルの監督が上手く撮れるよう努力するシーンでNo1なのだから脱帽だね [review] | [投票(2)] | |
ミラクル 奇蹟(1989/香港) | 台詞が記憶に残りにくいジャッキーものであるが、この映画には熱い台詞がある。ファーストミッションと同じくカンフーアクションが作風に対してややミスマッチ。 | [投票] | |
戦艦大和(1953/日) | 和製タイタニック。乗組員が船に愛着を持っているので、恋愛要素は無いものの十分な盛り上がりを見せる。役目を終えてしまった「明治天皇と日露大戦争」とは比較にならないほど現代における存在価値は大きい。 | [投票] | |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 天地黎明(1991/香港) | 頭が少々かたい以外はパーフェクトな主人公。だったら頭のかたさから大失敗が起きて自信喪失したりして欲しかったかな。凡人として感情移入し辛い。 | [投票] | |
グラン・ブルー(1988/仏) | あっちの世界に行くか、こっちの世界に戻るか、という綱引き映画は多い。 [review] | [投票(2)] | |
ぼくのバラ色の人生(1997/英=仏=ベルギー) | 貴重な「孫と祖母モノ」が・・・ [review] | [投票] | |
スターシップ・トゥルーパーズ(1997/米) | この映画で気になったのはモンスター。軽い作風なのに恐ろしい。この作品よりも恐怖を重視した遊星からの物体x、あれに出てくるバケモノより怖い。残酷描写のセンスによるものだろうか。ヴァーホーベンはB級監督かもししれないが、暴力描写だけは正真正銘の天才だと思う。 | [投票] | |
君を忘れない(1995/日) | 年寄りと見に行ったが彼は怒ってなかったよ [review] | [投票] | |
ゴースト ニューヨークの幻(1990/米) | 有名な陶芸シーンとデミ・ムーアの好演が際立って良い。面白い映画だがブルースリー映画やジェームズディーン映画と違い、デミムーアあっての作り方をしていない。佳作に仕上がったのは運が味方したようにも。 | [投票] | |
オーメン(1976/米) | ホラーの名作には母と子が出てくる。じゃあお父さんを活躍させてみよう。 [review] | [投票] | |
フレディVSジェイソン(2003/米) | キングコング対ゴジラやエイリアンvsプレデターより面白いんだから名画に決まってる。 | [投票] | |
ハロウィン(1978/米) | リアルな日常を丁寧に描いてモンスターがぐわーっとくる映画。その丁寧さがアメリカ人に感情移入をもたらし、外国人には冗長さを感じさせる。 | [投票] |