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AONIさんのコメント: 更新順

★3丑三つの村(1983/日)このバカが村一番の秀才だったという時点で、この村の酷さがわかる。主人公が鬼と化すに至る過程も説明不足で、80年代前半らしい貧弱なシンセ音楽も邪魔。しかしながら皆様方よ、後半の大量殺戮は期待に応える凄まじさで御座居ますよ。[投票(1)]
★2神戸国際ギャング(1975/日)どこが国際ギャングなの? 最大の見せ場はアクションではなく、文太とピン子による獣の如き絡み! いつもの実録路線とは違った、青春映画の如くどこかほのぼのとした音楽と雰囲気は好き。[投票]
★3続・荒野の1ドル銀貨(1965/伊=スペイン)教会の扉がスーッと開き、砂埃が吹き荒れる扉の向こうに立つ軍服男。「帰ってきたぜ!」 この登場カッコ良すぎ!!感情が高ぶると左頬を引き攣らせるジュリアーノ・ジェンマのキャラ造形も面白い。 [review][投票(2)]
★4肉体の悪魔(1971/英)いつの世も女の嫉妬と告げ口は恐ろしいですな。[投票]
★3あゝ決戦航空隊(1974/日)鶴田浩二のライフワークというべき特攻隊映画の集大成。切腹シーンに代表される鶴田の憑かれたような情念演技に頭グラグラ。大西中将、着いていけません! 山下監督の描く格調高い画は大作感に満ち溢れているが、飛行特撮はいただけない。[投票]
★3関の弥太ッぺ(1963/日)“足ながおじさん”である錦ちゃん、正体を明かさない割にヒント与えすぎ! 背後から平気で斬りつける弟分木村功の性分が、物語の流れに上手く合っている。 少し盛り上がりに欠けるが、ラストシーンは絶品。[投票(2)]
★4古都(1963/日)古い家並みの屋根や雄大な杉林が圧倒的。それを見事に捉えたカメラ構図。日本古楽器によるアバンギャルドな音楽&モダンな着物デザイン。そのうえ岩下志麻が二人も!私の知らない摩訶不思議な京都がこの映画の中にある。 [review][投票(1)]
★2悪魔の性キャサリン(1976/英=独)かなりのハッタリ映画。 しかしながら、リチャード・ウィドマーククリストファー・リーの恐い形相に押されて、最後まで観入ってしまった。[投票]
★3座頭市喧嘩旅(1963/日)クロサワの『用心棒』をカツシン流に料理。タランティーノが本作のファンというのも頷ける。 まだあどけなさが残る藤村志保がカワユイ。彼女と市のままごと的なやり取りが微笑ましい。[投票]
★3座頭市兇状旅(1963/日)意外な程手強い刺客北城寿太郎との一騎討ち!!を邪魔する弱虫二代目&その恋人&彼女の義父&ワル親分安部徹他大勢の雑魚。市も物語も少し壊れ気味の不思議な一篇。 [review][投票]
★3新・座頭市物語(1963/日)プロポーズされて大喜び。真面目に結婚を考える純な市ちゃん。可笑しいやら悲しいやら。最後の“居合斬り対決”がイマイチ盛り上がらないのが惜しい。(3.5点) [review][投票(1)]
★3原子人間(1955/英)最近のパニックホラー映画とは違って、事件の過程というものを丁寧に描いている。しかし、その分テンポが悪くて盛り上がりに欠ける。 この時代にしては“謎の生命体”もよく出来ていた。[投票(2)]
★4春秋一刀流(1939/日)日記を使った時間処理が実に鮮やか。 決闘場に突進してゆくカメラ。鬼神のような形相で突き進む千恵蔵の姿。現代の戦場を思わせる爆撃音の挿入。クライマックスは白眉の出来だ。[投票(1)]
★3新選組(1969/日)主役の近藤勇を立てる為に、新選組の暗黒面を一手に引き受ける冷血漢・土方歳三。不似合いに思われたその役に、小林桂樹が意外な程ハマリ役。 明るい喜劇調の時代劇を得意とした沢島忠が、このような殺伐とした題材を手掛けたことが、なんだか寂しい。 [review][投票(1)]
★3ファム・ファタール(2002/仏)うーわ、デ・パルマやっちまったよ・・・。あまりに下らないオチには場内が一瞬にして凍りついたが、スローモーション映像に命を賭けるデ・パルマ節が完全復活で(ファンは)拍手喝采。 [review][投票(3)]
★3狼の挽歌(1970/伊=仏)ノロケ狼の恋歌。 プロットというか、ジルの男関係がややこしい。 やはりエレベーターの「仕事」に尽きる。内部の音が聞こえない、静かな演出がイカす。[投票]
★3血を吸う薔薇(1974/日)独自の「吸血鬼の長寿術」を考案した点が、この作品の目新しいところか。 吸血鬼というよりも改造人間みたいな岸田森。頼りなさそうな主人公黒沢年男とのプロレスは見物。[投票]
★2太陽の季節(1956/日)頭でっかちで無理矢理感の否めない青春映画。こいつらのリッチな学生生活が半端じゃない!変に醒めた南田&長門カップルが、倦怠期を迎えたであろう実際の夫婦生活を想起させて笑える。 [review][投票(4)]
★3幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形(1970/日)人形が浮かべる狂気(凶器)のスマイル。 はじめに岸田森の「キャラありき」なシリーズ2作目以降よりも、本作の方が断然怖い。[投票]
★4さすらいのカウボーイ(1971/米)「放浪」と<家庭>、「父」なるW・オーツと<母>なるV・ブルームの間で揺れ動くP・フォンダ。 心の安息地を捜し求めて苦悩する姿に、彼の実生活が重なり合う。 画面に溢れる光の洪水は、あくまで優しくこの世界を包み込む。 [review][投票(3)]