★5 | 勁くあること、理屈で負けないこと、羞恥心に負けないこと。LGBTに限らず、誰もが持つ自分のマイノリティな部分にどう向き合うかについて、中村映里子の極端な造形は示唆に富んでいてとても魅力的。教えられた。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |
★4 | 足りないモノを埋めずにいられない(自身の存在が成り立たない)リコと、足りないモノが何なのかすら分らず(自信が待てず)揺れるハル。中村映里子と満島ひかりの戸惑いと懸命さが可愛らしく瑞々しい。欠落はとるに足らぬ「好いこと」で埋まるのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | 性を巡る認識の牢獄を告発しつつ、自身も囚われの身であることには無自覚なさま。多方面によく目端・目配せがきいて批判にも容易に屈しない強かな作りだが、満島ひかりと中村映里子の間に真に幸福な時間が成立していないのは手落ちだ。楔を欠くから刻々と関係性が変化しても退屈が忍び寄る。台詞もよくない。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★3 | ひとつ面白かったのは女性同士の恋愛でも、結局どちらかが支配し支配されるのだなという皮肉なところ。感情移入が出来ない映画は吸血鬼モノとレズビアンモノと分かった。 [review] (モロッコ) | [投票] |
★3 | これをやれるのは満島ひかりさんしかいないでしょ。(2011/04/01) [review] (chokobo) | [投票] |
★2 | 性差ではなく個の人格だと言う割に拘る自分を醜悪に露呈する場当たりと、モラトリアムな受動的生き方に信もなく時折自己都合で曲がる身勝手。余りに女性的とも言えるワンサイドな言い様を全て否定したくもないが、その自己中ぶりにはやはり辟易する。 (けにろん) | [投票] |