★4 | 巨大セット競争に走った同時代の史劇スペクタクルの人物が、みなその物量に圧倒され薄っぺらで貧弱であったのに比して、フィヨルドや岬の城といった壮大な自然を活かしたロケーションがC・ダグラス、A・ボーグナインらの動物的無骨さを引き立てて実に魅力的。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★4 | 血の繋がりがある(ことを知らない)者同士の争い、という神話的悲劇の側面はいいかげんにしか前景化されないが、そんなことはどうでもよい。ジャック・カーディフの撮影には惚れ惚れするばかりだし、アクションシーンは迫力満点。そしてフライシャーらしい無駄な面白さに溢れている。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 攻城戦の面白さが圧倒的で職人による映画というのはここまで完成度が高いのかと驚く。歴史譚としても上手くヒネりを利かせているし、バイキングの気質や文化の描き方も面白い。実際映画通りなのかは知らないけど。 (t3b) | [投票] |
★4 | 格調の高い歴史劇だが、男たちによるヒロイン争奪映画でもあり、内容的に親しみやすかった。船が出てくるシーンの幻想的な映像は素晴らしい。青みがかった夜の風景の美しさ! (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | どこまで考証が正確か不安だが帆船や村落、酒宴の描写が優れており、望楼での決闘における眩暈を誘うキャメラが素晴らしい。跳ね橋にぶち込む石柱の形状はフロイト風。話は平凡。 (寒山拾得) | [投票] |
★3 | 本作の最大の功績は、濃い顔の役者の見事な受け皿になったという事実。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★3 | 戦闘シーンも見ごたえがあるが、それよりも人間ドラマに重点を置いている点が面白い。 (ダリア) | [投票] |
★3 | 北欧の人が見たら怒ると思う。 (りかちゅ) | [投票] |