[コメント] ワン・セカンド 永遠の24フレーム(2020/中国) - 点数順 (1/1) -
父と子、監督とフィルムの物語。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(2)] | |
映画及び映画フィルムを巡る映画。邦題も映画ファンの心をくすぐるが、感傷的過ぎてワザとらしくも思う(邦題のことです)。開巻は砂丘。砂が舞う景色が壮観だ。男が一人歩いて来る。劇中、この男は名前を呼ばれることが無いので、以降「男」と表記する。 [review] (ゑぎ) | [投票(3)] | |
歯切れよく画を刻む簡潔な語り口が情緒過多を排除し心地よく、村人こぞって映画を救う屋内シーンに代表される初期作群にあった光線への繊細なこだわりや、クルクルと大きな瞳が愛らしいリウ・ハオツンを得てチャン・イーモウの原点回帰が嬉し懐かしの佳作。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
フィルムに刻印された刹那な残像というもののロマンティシズムを究明しようとの術はチャン・イーモウには無く、毎度お馴染みの可愛い少女を投入してのおっさんとの道行にすり替えられる。過不足ない出来だが、肝心のその画がもたらす何某かは置き去りだ。 (けにろん) | [投票] |