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風間☆YUIさんのコメント: 点数順

★5恐るべき子供たち(1949/仏)極限まで美しいモノクロ映画。圧倒的な閉鎖空間が実に甘美。萩尾望都がマンガ化したが、映画に忠実で変に感心した。[投票(2)]
★5美しき諍い女(1991/仏)長尺でなければならない必然性がちゃんとある映画。絵画の制作過程を丹念に描くことで緊張感とリアリズムが生れる。ベアール、バーキン共にいい![投票(2)]
★5女は女である(1961/仏)通常の映画と比較して台詞とBGMのバランスが逆なところがミソ。そこがミュージカルたる所以だが、感情は音楽に語らせるってことか。アンナ・カリーナが最も輝いている作品。[投票(1)]
★5ベニスに死す(1971/伊)耽美主義者のバイブル。[投票(1)]
★5熊座の淡き星影(1965/伊=仏)この映画でクラウディア・カルディナーレのとりこになった。『恐るべき子供たち』にも通じる姉弟の近親相関的愛情と耽美的映像が麻薬的。『山猫』と共にヴィスコンティで最も好きな作品。[投票(1)]
★5愛と宿命の泉(フロレット家のジャン/泉のマノン)(1986/仏)今では少なくなった骨太の人間ドラマ。南仏プロヴァンスの美しくも厳しい自然と、そこに描かれる人間の欲望・希望・絶望そして愛情。テーマ曲であるヴェルディーの「運命の力」も実に印象的。傑作! [review][投票(1)]
★5小さな泥棒(1989/仏)この映画こそシャルロットが最も輝く。本歌に匹敵する本歌取り作品。[投票(1)]
★5午後の曳航(1976/日=英)イギリスの少年だからいいのだ。日本人ではダメ。[投票]
★5修道女(1966/仏)キリスト教の矛盾に立ち向かい、翻弄されるアンナ・カリーナの凄みある演技に圧倒される。[投票]
★5男性・女性(1966/仏)主役のジャン・ピエール・レオーの深刻ぶった態度と、ヒロインであるシャンタル・ゴヤの軽妙洒脱さとの対比がナイス。映画を観た後に、復刻されたシャンタル・ゴヤのCDを聴くのもまた一興か。[投票]
★5レッツ・ゲット・ロスト(1988/米)「Chet Baker sings and plays」は永久の愛聴盤となった。[投票]
★5フィツカラルド(1982/独)狂気でもこれは「陽」の狂気だ。人はそれを「馬鹿」と呼ぶ。あと、CCが麗しいんだな。[投票]
★5エル・スール −南−(1983/スペイン=仏)映像、音楽、そして役者と台詞が完璧に組み合わされた至上の傑作。生涯のベスト1。[投票]
★4バベットの晩餐会(1987/デンマーク)宗教映画の衣をまとった導入部から話が展開するにつれて、その衣がどんどんはがれていく。そしてむき出しになるのは・・・、秀作![投票(5)]
★4橋の上の娘(1999/仏)的に向かってナイフを投げる時の凄まじいまでの一体感、無彩色の世界の中だからこその異形のプラトニックラブ。色が付いていたら、どぎつい印象になっていただろう。[投票(2)]
★4C階段(1985/仏)同じアパルトメントのC階段棟の住人達の人間模様を描く、パリ版長屋の人情話といったところか。傑作ではないけれど、こういう話大好きだなぁ。フランス映画の粋を感じる好編。[投票(2)]
★4フランスの思い出(1987/仏)都会には大人が、田舎には子供が似つかわしいのは万国共通だろうけど、フランスはとりわけそんな感じがする国。他愛無いストーリーでもこのシチュエーションならではこその輝きがある。[投票(1)]
★4パリでかくれんぼ(1995/仏)3人のヒロイン共に魅力的。個人的にはルイーズ役のマリアンヌ・ドニクールがお気に入り。年とってしまったアンナ・カリーナはちょっと悲しかった。[投票(1)]
★4ロスト・チルドレン(1995/仏=スペイン)19世紀末を思わせるアール・ヌーボー調のセットが素敵。ジュディット・ヴィッテの大人っぽさには脱帽した。[投票(1)]
★4ロッタちゃんと赤いじてんしゃ(1992/スウェーデン)最近下の娘がロッタちゃん化してきました(笑)。ロッタちゃんって見事に“次女”の特徴をとらえていますね。[投票(1)]