★4 | 「探偵物語」に最接近した優作映画。いいギャグ満載で愉しい。「あそこは一通だから止めようよ」「お前免許持ってないじゃないか」 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 傑作。広い東京の中で登場人物同士がいとも簡単に再会し、鉢合わせる。バスジャックをしたらパトカーに追いかけられ、降りて車を盗み非常線を突破するため(ここでのロングショットは上空を飛行機が横切っていてかっこいい)少年少女の自転車に相乗りする。キートン的なスラップスティックコメディにここまで接近しえた邦画は間違いなく稀だろう。松田優作も相変わらず名言を連発してくれる。断固支持する。 (赤い戦車) | [投票(1)] |
★3 | 『遊戯』シリーズ系譜上のパターン演技を踏襲する優作のアドリブ的ヘタウマ演技のために、べらぼうなテキトー設定も釈然とさせる映画王国のマジックなのだが、どうも、その王国から志賀勝が浮いている。真面目すぎて情の無い世界とは相性が悪いのだ。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 田中陽造の破天荒さ。もう少し安定した画面が好きだが、しかしスピーディによく見せてくれる。ノリに乗っていた頃の竹田かほりが可愛いが、ゲスト出演した森下愛子のホットパンツ姿が忘れられない。優作と石橋蓮司の決闘シーンで川の中、弾切れになったピストルでもってチャンバラをする二人には笑ってしまった。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
★2 | 行き当たりばったりの現金争奪劇。ダッチワイフを小道具として使う辺りは田中陽造の趣向だろうか? 非情な裏切りや仲間割れを描いているのに、優作たちの飄々とした演技は悲壮感を全く感じさせない。 (AONI) | [投票(1)] |