[コメント] 閉鎖病棟―それぞれの朝―(2019/日) - 投票数順 (1/1) -
映画成立のための作為の映画、という印象が拭えなかった。「感情移入できるイイ人」「憎むべきワルイ人」また「救いようのない異常者」「憐憫すべき心を病むだけの人」の書き分けがハッキリで非常に判りやすいところに感情を導こうとしているところ。また、 [review] (水那岐) | [投票(2)] | |
全ての点数は小松菜奈に捧げる。 [review] (IN4MATION) | [投票(1)] | |
鶴瓶の事件が平明で深みがないし絞死刑の奇異な顛末も展開への寄与度ゼロでは物語が収斂する基軸として弱すぎる。介護ネタがダブるのもどうか。病棟内の患者たちを含め正直凡庸だが、終盤の菜奈の彷徨と絶望の淵からの再生には少なからず打たれた。 (けにろん) | [投票(1)] | |
鶴瓶と官憲、綾野剛と妹夫婦、小松奈菜と両親など、解析されるべき悪との関係はヒステリックな描写で切り捨てられ、精神病院の課題も放棄され、ただアジールで弱者が身を寄せ合うのがしんねり描かれるばかり。ヒステリー好みは当節の邦画の一般的傾向で、それ自体が病理だと思わされた。 (寒山拾得) | [投票] |