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[コメント] 孫悟空(前篇・後篇)(1940/日)
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★4日中戦争中なのに中国を舞台の暴力批判で驚いた。東宝喜劇はこんなものも撮っているのだ。欠点は三蔵法師でどうにも地味でいけない。やはり夏目雅子のキャスティングは抜群だったと思わされる。孫悟空がどちらについて行くかは明らかだろう。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4素晴らしいバイタリティ溢れる映画。千里眼とテレビジョン、戦闘機と空中戦といった時流の感覚、ロボットや頭脳改造機など当時なりのSF感覚が今見てもとても面白い。後年時代劇の脇役を多く務める岸井明が猪八戒役で目立っているのと中村メイコのキャラが興味深かった。あと勿論、当時ハイティーンの高峰秀子はメッチャ可愛い。 (ゑぎ)[投票(1)]
★4この映画を観るまで「エノケン一座」というのは、ドサ廻り劇団に毛の生えた程度のものだと思っていた自分の想像力の無さに深く恥じ入る。当時の浅草演芸と邦画の底力は、『白雪姫』や『オズの魔法使い』に拮抗していたとは、誠に恐れ入りました。 (ぽんしゅう)[投票]
★5ああ、そうか、つまりこの『孫悟空』はフレミングの『オズの魔法使』で、もともとの『オズの魔法使い』も考えようによっては『西遊記』だったのかもね、などと思う。 [review] (tredair)[投票(2)]
★5この時代にこんな作品を作ってしまうなんて、山本嘉次郎は何たる才人か。[ラピュタ阿佐ヶ谷] [review] (Yasu)[投票]
★3「エノケンが孫悟空になる」って、なんてピッタリで楽しい映画なんだろう。しかもミュージカル映画で、その上パロディ映画。(02.08.18@旭区民センター) (movableinferno)[投票]
★4金角銀角のロボット帝国の崩壊は『メトロポリス』ばりのSF。自由闊達、軽妙洒脱。エノケン最高です! (ペンクロフ)[投票(1)]