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[コメント] 黄線地帯(1960/日)
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★4ハイヒールや金銭の受け渡しによって雪だるま式にトラブルがふくれ上がっていく序盤30分は神がかった出来。その後もカスバのいかがわしいセットと照明で魅せてくれる。縦構図で捉えられたバーでのダンスや銃撃戦などアクションも良い。新東宝末期のチープさが転じて福と化した傑作。 (赤い戦車)[投票]
★4「気持ち悪い男。蛇みたいな目」。冒頭、殺し屋天知茂をみてバーのマダムが呟く。なんという突き放し方だろう。そしてこの蛇、カスバを彷徨いながら、人間になりたいな、とも思う。 (寒山拾得)[投票]
★4迷路のような街の造形とカラフルな照明が楽しく、天知茂のキザな台詞もいちいち様になる。たいした活躍をしない吉田輝雄が何故かヒーロー的に格好良く描かれるのも、実に面白い。彼の傍観者的ポジションが、後の石井作品でも欠かせない要素になっていく。 (太陽と戦慄)[投票]
★4「日本一タキシードが似合う男」天地茂の清潔でニヒルなセクシーさに敬意を表して、☆=1オマケ! [review] (ボイス母)[投票]
★3天知茂吉田輝雄もいい雰囲気を出しているし、お話としても、赤い靴を巡る東京から神戸への展開や、神戸に着いてからの百円札の数珠繋ぎ等うまく緊張感を創出しているのだが、しかしこの映画の魅力は何と云っても神戸のカスバ(!)の造型とヒロイン三原葉子に尽きる。 [review] (ゑぎ)[投票(1)]
★3このイカガワしさは只事じゃない。 おセンチな殺し屋、おきゃんなダンサー、指パッチン新聞記者、そして摩訶不思議な無法地帯カスバ。あらゆるものがイカガワしい。 こんなイカガワしい映画あっていいんですか?いいんです! (AONI)[投票(1)]