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[コメント] 北京ヴァイオリン(2002/中国=韓国)

タイトルから、ヴァイオリンがもっと主軸になると思い、そしてもっと濃密なドラマを勝手に想定していた。その2点で裏切られたが、これは後味のよい裏切られ方だ。少年の感情はヴァイオリンに託されて、流麗な響きとなって、物語の挟間を駆け抜けていく。決して重く淀むことなく、きれいな映像とともに父親と少年の絆、少年の成長を爽やかな感動を伴って紡ぎあげた佳作。難を言えば流麗過ぎて、物足りなさを感じるくらい。
(★4 ことは)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)水那岐[*] ゑぎ[*] RED DANCER[*]

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