★3 | オールバックが凜々しい北原三枝相手の芦川いづみのレズビアンは、その筋の元祖『オリヴィア』が51年だから相当早いものだが穏当な運び。その他、新旧の結婚観対比という主題は特に穿った処がない。早口演出は採用されず。 (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 金に換算できる価値一筋で女言葉を使う男臭くない男(三橋達也)と、感性優先で職業的成功を目指し男同士のような友情で女とも付き合うちっとも女らしくない女(北原三枝)。二人は戦前的価値(轟夕起子・山村聡)を慈しみつつもマイペースで軽やかに飛翔する。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★3 | この轟夕起子の妖怪ぶりは確かに怪談だね。浅草駅前のすっきりとした町並みが美しい。 (TOMIMORI) | [投票] |
★3 | 台詞回しも、カット割りも、パンの速度も、小気味いいと言うには余りに忙しない。合理的でサバサバした二人の若者の性格に合ってはいるが。都会的だが妙に野暮ったい。 [review] (煽尼采) | [投票] |
★4 | 轟夕起子のキャラや彼女を絡めたギャグが、大ヒット。北原三枝と三橋達也のサバサバしたカップルは、見ていて気持ちいい。またしても、ばあや役の北林谷栄もいい味。 (檸檬) | [投票] |
★4 | クローズアップから画面の後ろの人物の動かし方まで、才気煥発市川崑の演出が冴える。役者も轟夕起子の怪演を始め面白いところ揃い。おまけに芦川いづみ様のレオタード姿まで見られるんだよ。言うことなんかないね。[ラピュタ阿佐ヶ谷] (Yasu) | [投票] |