[コメント] 父と暮せば(2004/日)
ラスベガスに核実験博物館が開館したと言うニュースを見た数日後に本作を見に行ったので、尚更心打たれるものがありました。
あと数十年もすれば第二次世界大戦の被爆者が居なくなってしまう。
被爆の悲惨な実態を知る者が減り、戦争がゲーム感覚になってしまわない様に、本作の様な戦争モノの秀作を沢山造り、世に残して欲しい。受け継いでいかなくてはならないと痛切に思いました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ちゃんとテーマを伝えつつ、重くなり過ぎないよう笑いも含まれている脚本。 宮沢りえ , 原田芳雄 のベテラン2人の 演技。共に素晴らしい!
"戦争の悲劇が心に巣くい、生きているのが辛い,申し訳ない" なんて、私の想像を絶する思いだと思う。が、私なりに心に深く沁みた。
そして "再生" で幕が閉じられた事も、感慨深い気持ち一杯で劇場を後に出来た理由のひとつです。
オレンジ色の夕日,ヒグラシの声がとても印象的。
05.04.07@岩波ホール / 05.04.11 記述
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