[コメント] いま、会いにゆきます(2004/日)
「いま」、会いにいく、思わずそこに涙ぐむ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
前半、主人公の純愛語ります的なエピソードに思わず見てて恥ずかしくなり見てて思わず足をバタバタさせてしまった。 (とか言いつつ、俺のポケットにも誰か手入れてくれとか思ったケド)
後半は思わず涙ぐんでしまった。
何故なら、過去とは記憶の中にあり、未来とは普通その人の想像の中にあり、 「いま」とは、その連続した時間の中で常に目の前に現れる最新情報の事である。
そして、澪は先に未来は体験する。 つまり澪にとって、死んだ後、家族と過ごしている未来が過去であり、 これから家庭を作っていく過程である未来が現実になるワケだ。
そう最後でそれは公開され思わずそこに泣く。 何故なら、いつだって一番大事なのは「いま」である事と思わせてくれるから。 彼女にとっての今とは、彼に会いに行く事、そして子供を持ちそれに少ない時間ではあってもその時々の「いま」にこれから会いに行くのだと思わせてくれるから。
未来を過去として、これから有限にある未来に「いま」生きていこうとする澪に思わず涙する。
過去にある記憶から未来を想像で創造し、いまに生きていく、それがとても綺麗だ。
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