久しぶりに泣けた。

映画の頭の部分とお尻の部分がくっつくいわゆるエンドレス観賞できるストーリーは観ててすっきりするって思った。

誰かにとって居心地がいい「隣」になりたいって思った。

もしかすると両想いかもしれないから、玉砕覚悟のアタックはしてみるもんだ、って思った。そう、時間（今）を大切にしたい、って思った。

タイトル、澪という名前、ＭＯＭＯってケーキ屋、巧の回想の中での澪の素っ気無さの理由、全てに張り巡らされている伏線に思わず唸ってみた。

本当に「親父」になれた巧と１８歳の祐司の遣り取りがいいなって思った。

好きな人が隣から急にいなくなったら・・・考えただけで全てが空虚になる感覚、わかるって思った。

だから、子供もいいなって思った。

自分が亡くなった後の巧を誰かに託すことなんてできないっていう澪の涙が、映画っぽくなくていいなって思った。

韓国映画かと思った。

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『死ぬまでにしたい１０のこと』『ラブ・ストーリー』いろんな映画が頭をよぎった。

巧君（中村獅童）の極度の「へなへな振り」が少しだけ気になった（ラスト間際でこの感想は帳消しになった）。

死ぬことがわかってるなら、最初に目玉焼きの作り方くらい教えておけばいいのに、って思った（観終わってしばらくしてから無理矢理思いついた）。

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それでも５点つけたいって思った。

ふ〜っ、スッキリした。。。