★4 | 原作は「獣人」だが獣人が出てこない不思議な作品(含『獣人』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | この主人公ビッキーはどういう女なのだろう?邦題もそうだが、彼女自ら自分を悪女だと言っているのだが、どうもそうには思えない。
[review] (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 文学原作もうなずける片鱗は随所に見られる。各人各様の運命のなりゆきが性格悲劇的。中年男の愛の捻じれた末の妄執も、悪女ぶらざるを得ない女の悲哀も、あるいは思いの届かない少女の純情も。冷めたスープ、愛と妄執を分かつメモ、あるいはフライング気味に溢れる涙。列車というのは画面を縦横に活かせるからこその装置でもあるのかも。 (鷂) | [投票] |
★3 | シモーヌ・シモンは猫を抱いて登場したがグロリア・グレアムは横臥して登場。『獣人』と比べ機関車の描写に迫力が無く、さらにルノワールの方が官能性も充満していた。ジャン・ギャバンが映画を背負って立っていたのに比べ本作のグレン・フォードはイマイチ影が薄い。ブロデリック・クロフォードは強烈。ある意味彼の映画。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | 寝そべる女、グロリア・グレアム。女の怠惰・弱さ・狡猾さを余すところなく表現できる稀有の女優。この道一筋の一本気な機関士役を演じるグレン・フォードとよい対照。走る汽車を運転席から撮ったファーストシーンは、道から外れていく男と女のドラマの冒頭として素晴らしい効果。 (ジェリー) | [投票] |