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[コメント] 愛の神、エロス(2004/米=伊=香港)

ウォンカーウェイのパーツはすばらしい。これだけで3時間は見たいぐらい。C・ドイルの豊穣な絵画映像。今回は色彩より光と影が主体。一瞬に生きる男女のうごめきを描く。コン・リーの相変わらずのあでやかさ。仕立て屋の凛々しさといいもう絶句。
セント

ソダーバーグのこの1編は何だろう。映像化して面白いものでもなく、短編の何であるかがまったく分かってないのではないか。つまらなくて身をもてあましました。

アントニオーニ。この衰え。カメラの引き回しの貧しさ。女優のヌードで持たせようとするいやらしさ。得るところが何もない。

(4.5+2+1.5)/3=2.7ですね。冒頭のウォンカーウェイを見られただけでもこの映画は意味がある。

(評価:★3)

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