但し、ギャグではなくユーモアで軽くいなす様は北野監督とは別の道を歩んでいく将来性を強く感じる。

これほどの醜悪で残酷で救いようのないストーリーを、このような感性で描いて見せ切ってしまう手腕に敬服する。

つまりは何だ。大絶賛したい訳なんです。

ただ、タイトルのダジャレにこだわって7人という群集劇にせず、もうちょっと登場人物を絞った描き方も出来たのではないだろうか？そしてより、ひとりひとりを丹念に描き込むことが出来たのではないだろうか？

という訳で★４をつけさせていただいた。