[コメント] 花咲く港(1943/日) - 更新順 (1/1) -
木下恵介の第一回監督作。まだ米英との開戦前の時期、鹿児島県のある島が舞台。劇中(後半で)、真珠湾攻撃の報が入る。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
ペテンも戦争の正義も信じて疑わない「善良な」島民たち。ペテンと正義を重ねて見る余地のあるところが、もしかしたら本作の凄みかも。 [review] (G31) | [投票] | |
クライマックスの闇雲な盛り上げ方は処女作からすでに木下節。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
この時代の作品だからこそ、こういった洒落た物語が映えます。 [review] (甘崎庵) | [投票(1)] | |
巨匠木下恵介が初作にして、すでにその堅実さと軽妙さを備えていたのには感嘆する。芸達者な役者達の軽快な演技も実に楽しい。時おり挟まれる戦意昂揚スローガンが、今聞くと戦争風刺ともとれるのは作家たちのしたたかさが為せる技か、それとも時の流れのせいか。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |