[コメント] 時をかける少女(2006/日)
物語に吹き込まれる息吹。☆3.8点。
端的に言えば、やたらと転がり回る癖に「見えないミニスカート」。これが吉と出るか凶と出るかはスタッフの熱意と声優の気持ちに掛かっていたと思う。設定や展開はちょっとあざとい所もあったと思う。計算された脚本は詰まらない脚本にだってなり得た。観客の中にいる少年や少女を引き出すには、生きた言葉(声)による共振が必要だった筈だ。ひと夏の青春の物語に、仲里依紗の青空の声は佳かったと思う。(原田知世は夏の夕暮れの女の子だった。)
「女の子が時間旅行者」この発想に胸キュンの予感がした筒井康隆はやっぱり凄いなと思った。
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