[コメント] トゥモロー・ワールド(2006/米)
60・70年代の意匠を下敷きに、全てはあの時始まったと言わんばかりに描かれる諦観は切実感に溢れ、レンズに飛び散る血糊など何するものぞの迫真の超長回しに、神と人間と観客の視点の混乱をあえて犯してまでも次を見据える映画的確信犯キュアロンの覚悟が見える。
(ぽんしゅう)
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