[コメント] パフューム ある人殺しの物語(2006/独=仏=スペイン)
いやその、「例のシーン」がそんなに話題になっているなんて、全然知らずに見に行ったから、突然おっぱじまったときには、思わず口あんぐり・・・。
おそらくそれまでの2時間まるまる忘れてしまいかねないぐらいの大インパクト。750人が一斉に脱ぎ始める衝撃にKO負け。このシーンが撮りたくて、映画化したんじゃないの?実際。
実は私は、この映画から「香り」を感じることは出来なかった。感じることが出来たのは、冒頭の魚市場の「生臭さ」と、「愛と精霊」のように、ちゃんとキレイな瓶に入った香水の臭いだけ(ライムの香り・・・とか説明があったから)。
だからただの「人殺しの物語」だったら、3点をつけたと思うんだけど、最後の「例のシーン」にKOされた後では+1点を献上せざるをえまい。
主人公の生母、孤児院のマダム、皮なめし職人の親方、香水職人ダスティン・ホフマン、香水工場?の旦那、みんなあっけなく・・・。人間の生死をずいぶん軽く描いているなぁ。
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