[コメント] 婚期(1961/日)
いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。['07.2.4新文芸坐]
家長が、船越英二
その嫁が、京マチ子
いき遅れ気味の次女に、若尾文子
劇団に入って好き勝手な事してるドライな三女に、野添ひとみ
結婚して家を出た物の離婚して今はデザイナーの長女に、高峰三枝子
婆や(女中)が、北林谷栄
船越の愛人が、藤間紫
いやぁ〜、正月映画かと思うような豪華さだが、当時のポスターを見る限り正月映画では無いっぽい。京マチ子と高峰三枝子が、同じ画面にいるって、かなりレアでは?
後から嫁に入って来た京マチ子を、若尾文子&野添ひとみでイビリにイビるんだが、京マチ子はのほほ〜んとしてる。でも、実はメラメラ、みたいな。
京マチ子、若尾文子、野添ひとみ、高峰三枝子、北林谷栄、藤間紫の全編に渡って延々言い合う嫌味の応酬と、相変わらずのらりくらりとする船越英二が、もう面白くて、面白くて。
これは、手際よくさばく吉村公三郎の職人技もさる事ながら、水木洋子の脚本の賜物。もちろん、次女のいき遅れの哀しさをセリフではなく、画で表現している演出も素晴らしい。
いやぁ、さすが「映画は大映」と豪語していただけあって、未DVD・ビデオ化作品でも面白いのが、まだまだ出てくるなぁ。と思ったら、やっとDVD化されるみたい。セルオンリーかな?
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (5 人) | [*] [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。